「~てみる」と「~てみせる」
「~てみる」と「~てみせる」は、形はよく似ていますが、意味は違います。
まずはざっくり比較
| 表現 | 意味 | 気持ち |
| ~てみる | 試しにする | できるかどうか試す |
| ~てみせる | 必ずする・実力を示す | 強い決意・自信・意地 |
私はこの料理を作ってみます。
→ おいしくできるか、試しに作ります。
私は必ずこの料理を作ってみせます。
→ 難しくても、必ず完成させるという強い決意です。

「~てみる」=試しにする
「~てみる」は、結果がどうなるかわからないときに、試しに何かをする表現です。
この服を着てみます。
→ 自分に似合うかどうか、試しに着ます。
わからない言葉を辞書で調べてみました。
→ 辞書を使って、試しに調べました。
北海道へ行ったら、ジンギスカンを食べてみたいです。
→ 経験として、一度食べたいです。
「~てみせる」=必ず実現する
「~てみせる」は、難しいことでも必ず実現する、という話し手の強い決意を表します。
今度こそ試験に合格してみせます。
→ 必ず合格するという強い決意です。
この仕事を一人で完成させてみせる。
→ 難しくても、必ず完成させます。
いつか自分の店を開いてみせます。
→ 将来、必ず店を開くという強い意志です。
「~てみせる」には「実際に見せる」の意味もある
「~てみせる」は、強い決意だけでなく、実際に行動して相手に見せる場合にも使われます。
先生は黒板に漢字を書いてみせました。
→ 先生が実際に書き、学生に見せました。
料理人が魚の切り方をやってみせました。
→ 料理人が実際にやり、周りの人に見せました。
| 用法 | 例文 | 意味 |
| 実演 | 先生が書いてみせた。 | 実際に書いて見せた |
| 決意 | 必ず合格してみせる。 | 必ず合格する |
同じ動詞で比べてみよう
この難しい問題を解いてみます。
→ 解けるかどうか、試しに挑戦します。
この難しい問題を必ず解いてみせます。
→ 難しくても、必ず解くという決意です。
一人で富士山に登ってみたいです。
→ 経験として、一度登りたいです。
来年こそ富士山の頂上まで登ってみせます。
→ 来年は必ず頂上まで登るという決意です。
間違えやすいポイント
料理を一度作ってみせたいです。
この文では、「試しに作りたい」のか「作って人に見せたい」のか、意味がわかりにくくなります。
単に試しに作る場合は、次のように言います。
料理を一度作ってみたいです。
強い決意を表す場合は、次のように言います。
いつか自分の店を開いてみせます。
まとめ
| 表現 | 覚え方 | 代表例 |
| ~てみる | まず試す | この服を着てみる。 |
| ~てみせる | 必ず実現する | 必ず合格してみせる。 |

以上です。



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