「~まい」と「~まいか」
「~まい」と「~まいか」の意味、使い方について整理します。それぞれ、日本語にした時、以下のようになります。
「~まい」:① ~しないつもりだ、② たぶん~ない
「~まいか」:~ではないだろうか
~まい=否定の意志・否定の推量 / ~まいか=「~ではないだろうか」
と覚えましょう。
まずは簡単に用例比較

| 表現 | 意味 | 例 |
| ~まい | ~しないつもりだ たぶん~ない | もう二度と遅刻するまい。 |
| ~まいか | ~ではないだろうか | この方法が一番いいのではあるまいか。 |
以下、個別にみていきましょう。
「~まい」① ~しないつもりだ
「~まい」は、話し手の強い否定の意志を表します。
・私はもう二度と彼には頼るまい。
・もうこんな店には来るまい。
自分の行動について使う「~まい」は、「~しないつもりだ」という強い決意を表します。
「もう二度と遅刻するまい。」
→「もう遅刻しないぞ」という気持ちです。
「~まい」② たぶん~ないだろう
「~まい」には、否定の推量の意味もあります。
・彼はもうここには来るまい。
・この事実を知る人はほとんどいるまい。
この場合は、
→「たぶん来ないだろう」
→「たぶんいないだろう」
「~まい」は「しないつもり」という意志だけでなく、「たぶん~ない」という推量にも使われます。
「~まいか」=~ではないだろうか
「~まいか」は、疑問の形を使って話し手の考えや推量を控えめに示す表現です。
・この方法が一番いいのではあるまいか。
・彼も本当は困っているのではあるまいか。
つまり、
→「この方法が一番いいのではないだろうか」
→「彼も本当は困っているのではないだろうか」
「~まいか」は、「私はそう思うが、どうだろう」という控えめな推量・意見を表します。
「~か~まいか」は別の形
次の「~まいか」は少し違います。
・旅行に行こうか行くまいか迷っている。
・彼に話そうか話すまいか考えている。
これは、
→「行くか、行かないか」
→「話すか、話さないか」
「~か~まいか」は、「するか、しないか」という二つの選択肢の間で迷う表現です。
まとめ
| 形 | 意味 | ポイント |
| ~まい | ~しないつもりだ | 否定の意志 |
| ~まい | たぶん~ないだろう | 否定の推量 |
| ~まいか | ~ではないだろうか | 控えめな推量・意見 |
| ~か~まいか | ~するか、しないか | 二者択一 |
まずは「~まい=しないつもり/たぶん~ない」「~まいか=~ではないだろうか」と覚えればOKです。

以上です。




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