「~もする」と「~はする」の違い|「そんなに!」?「少なくとも」?〔N3文法〕

「もする」「はする」

「~もする」と「~はする」

 「このバッグは10万円もする」と「このバッグは10万円はする」。

どちらも「数量+する」の形ですが、話し手の気持ちは少し違います。

「~もする」は「そんなに!」という驚き、「~はする」は「少なくとも~くらい」という最低ラインを表します。

「はする」「もする」簡単比較

文型意味・ニュアンス
~もするそんなに!/予想より多いこのバッグは10万円もする
~はする少なくとも~くらいこのバッグは10万円はする

「~もする」=そんなに!

数量の後ろに「も」をつけると、その数量が予想より多い・大きいという話し手の驚きを表します。

このバッグは10万円もする

→ 10万円!高い!

修理に5万円もした

→ 5万円もかかった。高かった。

数量+「も」=「そんなに多いの?」という驚き・強調

「~はする」=少なくとも

「は」を使うと、その数量を最低ライン・目安として示します。

このバッグは10万円はする

→ 正確な値段はわからないが、少なくとも10万円くらいだ。

完成まで半年はするでしょう。

→ 少なくとも半年くらいは必要だ。

数量+「は」=「少なくともこれくらい」という最低ライン

「半年もしないうちに」の「も」は?

否定形になると、「も」はその数量にさえ達していないことを強調します。

彼は入社して半年もしないうちに会社を辞めた。

→ 半年にもならないうちに辞めた。早い!

日本に来て1年もしないうちに日本語が上手になった。

→ 1年にもならない。予想より早い。

感覚
10万円もする10万円も!高い!
10万円はする少なくとも10万円くらい
半年もしない半年にさえ達していない

まとめ

「も」は数量への驚き・強調、「は」は数量の最低ライン、と覚えるとわかりやすいです。

10万円もする → 「そんなに!」

10万円はする → 「少なくとも」

半年もしないうちに → 「半年にもならない。早い!」

「もする」「はする」まとめ

以上です。

 

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