「むやみ」「やたら」「やみくも」の比較

「むやみ」「やたら」「やみくも」

「むやみ」「やたら」「やみくも」の三つを比較します。

「むやみ」「やたら」「やみくも」

三つとも「度を越えて~する」状況で使われますが、少しずつニュアンスが異なります。

「むやみ」(無暗、無闇)

むやみ:理由がないのにやる、起こる
  • むやみに不安になる〔根拠がない〕
  • むやみに腹が減る〔根拠がない〕

「やたら」(”矢鱈”は当て字)

やたら:節度なく、程度がはなはだしい。多過ぎの感覚
  • やたらと買い込んでしまった。
  • やたらと腹が減る。〔程度がはなはだしい〕
「むやみやたら」は「むやみ」+「やたら」:理由なく程度がはなはだしい
むやみやたらに買いあさる。
むやみやたらに腹が減る。

やみくも(闇雲)

やみくも:方向性、判断なくやる
  • やみくもに突っ走るだけではだめだ。
  • やみくもに信じ込む。

例文 日語総合教程第六冊から

  • 世の中には大きな岩石や洞穴を目にするとむやみに興奮してしまう人もいるらしいから、そういう人にはさぞかしこたえられない景観だろう。
    「香住から白兎河岸へ」阿部昭

  • いやにだらだらと、どこまでも続くセンテンスは鈍重で切れ味が悪い。といって、やたらにぶつぶつと、センテンスをこま切れにすればよいというのでもない。
    「文章について」芳賀綏

・「むやみに興奮する人」というのは、「自分(作者)には理解しがたいがなぜかとても」ということ。
・「やたらにぶつぶつとセンテンスをこま切れにする」は、「切りすぎ」という作者の意見が見えます。

まとめ(AI作図)

「むやみ」「やたら」「やみくも」キャッチ

以上です。

 

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