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「白黒赤青」の4色は日本独特の4原色??

日本語の色に関する表現にはけっこうおもしろいところがあります。「青」とか「赤」とかの色名の後に「い」をつけて形容詞化できるのは「白い」「黒い」「赤い」「青い」の4色だけなのです。「白黒赤青」が日本人の最初に認識しただということは間違いないのですが…
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【語源】お酒関連の日本語「下戸」「左党」など

 「私、下戸なんです。」というのは「孤独のグルメ」の井の頭さんのセリフ。お酒が飲めない人のことを下戸といいます。 「上戸」「下戸」というのは家の格の差のこと。江戸時代には家の格によって、例えば結婚式のお祝いとして出す酒の量が決まっていたのです。
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「~ないで」と「~なくて」(+「~ずに」)

「~ないで」「~なくて」は「て形」の動詞が否定形の時の形です。「食べて、飲んで」なら「食べないで、飲まないで」「食べなくて、飲まなくて」の2通りの言い方があります。例えば、「窓を閉めないで寝ました。」「先生が来なくて心配した。」どちらかしか使えない場合があるようですね。
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「そうだ」「みたい」「らしい」「ようだ」「だろう」

 あることがらの正しさや起きる可能性を表す表現はたくさんあります、「そうだ」「みたい」「らしい」「ようだ」「だろう」について実現の可能性の高い方から序列をつけてみると「そうだ(様態)」「そうだ(伝聞)」「みたい」「らしい」「ようだ」「だろう」の順となるでしょう。
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「大きな」と「大きい」

「大きい」は形容詞、「大きな」は連体詞、共に名詞を修飾できるということでは同じですが、連体詞は述語にならないという特徴があります。また「大きな夢」「大きな愛」のように抽象概念を修飾する時は「大きな」が用いられます。その理由を言葉の歴史から探りましょう。
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「どうぞ」と「どうか」の違いについて

「どうぞ」と「どうか」の違いについて考えましょう。「どうぞ→お勧め」「どうか→お願い」とつながるのが原則です。「お勧め」がなくて完全に「ご随意に」という場合も「どうぞ」です。ですから「どうぞ」は単独でも使いますね。
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「~にかけて」と「~にわたって」の違い

「~にかけて」しか使えないケースでは「終点(来月三日、平野)がはっきり示されている」こと、「~にわたって」しか使えないケースでは「終点は示されず、期間(三日間、10キロ)が示されている」こと、です。
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日本語文成分の「主題化」とは何?

 「張さんは中南城で李さんと牛丼を食べた」という文は客観的な事実を述べているだけで話し手の発話意図や気持ちは入っていません。「は」による「主題化」とは客観的な文に発話者の意図(ムード)を付け加えて、文全体の意図するものを明らかにすることです。
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「は」と「が」の違い

まずは「主題」を表す「は」は後ろに言いたいことが来る、「が」は前に言いたいことが来る。それ以外に「は」には「対比」を表す用法があると覚えておきましょう。その後、余裕があればいろんなケースに触れて慣れていくとよいでしょう。
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連濁について

連濁というのは、日本語の複合語で後に続く部分の最初の音がカ、サ、タ、ハ行の音(無声子音)だった時、ガ、ザ、ダ、バ音(有声子音)に変化する現象。海(うみ)+亀(かめ)で海亀(うみがめ)となるような現象です。おおよそのルールはありますが、例外も多く複雑です。
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