日本は海に囲まれた国ですから、海辺の場所を表す言葉が多くあります。
標準上級テキスト「日語総合教程」第六冊第九課「香住から白兎海岸」阿部昭 では「浜坂」「玄界灘」「下田沖」「浦富(うらどめ)」と、海辺の地形に由来する地名がたくさん出てきます。
「浜」「渚」「磯」「浦」「灘」「沖」がおおよそどういう場所かということを確認しておきましょう。
「浜」「渚」「磯」「浦」「灘」「沖」
海からの距離感でざっくりまとめると、以下のようになります。

個別の定義
| 名称 | 場所 |
| 浜 | 海(や湖)の水際に沿った平らな陸地。浜辺。 |
| 渚 | 海(や湖)の、波が打ち寄せる所。波打ち際。みぎわ。 |
| 磯 | 海(や湖)の、波打ち際。特に砂地の多い「浜」に対して、岩石の多いところ。 |
| 浦 | 入り江。湾。水が陸地の間に入り込んで、波の静かなところ。 |
| 灘 | 波が荒い、または潮流が速くて航海が難しいところ。 |
| 沖 | 岸から遠く離れた海上。 |
まとめ(AI作画)

例文「香住から白兎河岸へ」阿部昭 から
実は私、日本海を見るのはこれが初めてだ。玄界灘をチョイと遊覧船みたいなもので走ったことがあるにはあるが、そんなのは見た部類には入るまい。
(白兎海岸に)来てみると、何のいわくもなさそうな、のどかな浜辺で、こまかく打ち寄せる白波が目にしみる。
沖のほうに、薄墨色の雲が張り出して、その末端がおかしなぐあいに垂れ下がっている。あそこまで雨が来ているのか。
「日語総合教程」(第六冊)
以上です。


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