微妙にちがう「かならず」「ぜひ」「きっと」

「かならず」「ぜひ」「きっと」
  • かならず合格します。
  • ぜひ合格します。
  • きっと合格します。

上の三つは意味と用法がすこしずつちがいます。まず、

「ぜひ」は話者の願望を示すので、主語は「自分」だけになります。
× 「君はぜひ合格します」はいえませんね。他の二つは自分にも人にも使えます。
確率がいちばん高いのは「かならず」です。100%です。
そして、
原則、以下のような違いがあるので理解しておきましょう。
かならずきっとぜひ
客観表現となるか、主観表現となるかがポイントです。
ただし、「かならず」は本来、客観表現なのですが、
「かならず合格するぞ!」というと「強い意志」を示すことができます。
例文としては次を覚えておきましょう。
  • 君はかならず合格する。(客観表現)
  • ぜひ合格したいです!(主観表現、願望)
  • きっと合格するでしょう。(主観表現、推測)

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