Katsukawa

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「たまに」と「たまたま」の違い(程度副詞)

「たまに」は起こることが非常に少ないという頻度のみを表すが、畳語化し「たまたま」になり、頻度が少ないことがさらに強調された結果、単に頻度が少ないだけでなく「偶然」という意味が追加されたと考えられます。
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「~ている」「~てある」「~ておく」の違い

「ドアを開けている」「ドアが開いている」「ドアが開けてある」「ドアを開けておく」などの違いについて。例えば「ている」は「~て居る」、「てある」は「~て有る」、「ておく」は「~て置く」という漢字を意識するのも理解の助けになるかもしれません。
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「だけ」と「ばかり」の違い

「ゲームばかりしている人」「夜中にトイレに行ってばかりいる人」という言い方もできるように、回数ある動作について「頻度が多い」ことを示すのが「ばかり」、それに対して「100%それ以外はない」ことを示すのが「だけ」という違いがあるようです。
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「だけ」と「しか」の違い

「日本語だけ勉強します」というと、積極的に日本語に絞って勉強するということであるのに対し、「日本語しか勉強しない」だと、本当は他のこともやりたいのだけれどというやや否定的な気持ちを込めて述べているというニュアンスがあります。
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米洗う前(に、で、を、へ)蛍が二つ三つ〔場所を表す助詞〕

江戸時代の偉い俳諧師(俳句を作る人)の弟子のそのまた弟子がいい俳句が出来たので、師匠に見てもらったそうです。「米洗う前に蛍が二つ三つ」すると師匠は、これでは蛍が動きが感じられない、死んだ蛍のようになってしまう。と書き直しを命じたそうです。さてどうすれば?
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「気分」「気持ち」「気味」「気色」「機嫌」の使い分け

気分、気持ち、気色、気味、機嫌、1.好物のたこ焼きだが、食べすぎて(   )が悪くなった。2.夜中の教室はなんとなく(   )悪い。3.桃色のゴキブリ?わ、(   )悪い。4.いいことがあったので彼は今日(   )がいい。5.いいことがあったので私は今日(   )がいい。
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尊敬表現「お~になります」について

相手を持ち上げて敬う「尊敬語」は日本人にとっても難しいものです。日本語を使うときに敬語は必要不可欠なものですから、どうしても初級段階から勉強してほしいものです。最近②「お~になります」形式の言い方について調べていておもしろいことに気がつきましたので以下に書いてみます。
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京都大学卒業式式辞から「健全な批判精神を!」

これから皆さんが進まれる道において私は皆さんに、健全な批判的精神、他者への繊細な感性とエンパシー、そして自由で底抜けに明るい楽観主義を備えた、独立した社会人として、力強く羽ばたいていかれることを心から期待します。(平成3年度京都大学卒業式湊長博総長式辞から)
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避ける。「よける」と読むか「さける」と読むか?

「さける」は「近づかないようにする」、それに対して「よける」は近づいてもいいですが、「当たらないように進路や位置を変える」ことを表します。コロナ対策の「三密」は人に近づかないこと(さける)ことが大切、マトリックスのネオは辛うじて弾丸を「よける」ことができたわけです。
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「学ぶ」と「習う」の違い

「学ぶ」が自分から積極的に知識を得ようとする動作を指すのに対し、「習う」は原則的に先生がいてやり方を教えてもらうことで成立します。また「学ぶ」が「広く知識・技能を身につける」ことを指すのに対し、「習う」は「特定の技能を身につける」時によく使います。
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