旅の備忘録 24夏 西安・洛陽・開封Ⅵ

洛陽麗景門

7月11日木曜

白馬寺

 9時出発、今日は晴れ予報。日焼け止め塗って出る。バス65番。路面電車を模した牡丹号。満員だったが、いきなりおじいちゃん次降りるからここ座りなさいと言われる。私がことさら弱々しい老人のようであるというより、見え方は同じでも日本では老人の数が多すぎるというだけのことだろう。白马寺まで1.5元、安い。約45分で到着。10時、地元の人もずっと乗ってるようだ。
 白马寺中国に初めて仏教が伝わったところといってよいそうだ。 寺の中は”仏教テーマパーク化している。人が多い。仏は小ぶりのもの多い、なかでは韋駄天像が目をひく。仏たちは表情がバラエティに富んでいる。特にタイ、ミャンマー、インドと回る。仏は皆笑っている。少しいやらしさを感じる。ここは祈る場所ではなく、きらびやかさを楽しむ場所。後半は少々嫌悪感すら感じた。

二里頭遺跡

 白馬寺から、タクシーで二里头遗址博物馆へ。洛陽も二里頭も、川に挟まれたところなのだ。川幅はけっこう広い。
 夏王朝後期の都城跡といわれている。なぜこの場所か。かつてここには動物がたくさんいた。そのため狩猟技術が進んだらしい。次に交通。つまり河の運輸ではターミナル的場所だっだ。
 それにしても暑い。歩き初めてすぐ、以前良渚へ行った時のことを思い出す。歩き始めてしばらくして、三輪タクシーのおじさんが寄ってきて乗らないかという。帰りに乗るから、というとそのままつかず離れずついてくる。煩わしいというほどではないが、たった5元のためにご苦労なことだ。他に参観者は見えない。
 約束通り、帰路は三輪タクシーに乗る。5元がよほどうれしかったのか、握手で分かれる。

麗景門

 15時半、洛陽駅着。地下鉄でホテルへ。
西安は街全体が、古都西安を演出している。洛陽は「人」が洛陽らしさを示してくれるのだ。洛陽らしさをうまく説明する言葉がまだみつけられていない……部屋で休む、19時ぐらいに出よう。
19時前、丽景门へ。洛陽の夜は遅い。この時期8時でもまだ空があおみがかっている。十字街、暗くなったら丽景门までゆるりと引き換えそう。
 歩き回る時の小物入れがほしかったので、雑貨屋で肩掛バッグを買う。32元、なかなか良く、その後も愛用している。街角カラオケをよく見る。21時、ホテルに戻る。

7月12日金曜

少林寺ツアー

 今日はチェックアウト、ホテルを移る。荷物をフロントに預けた後、ホテル前から少林寺半日ツアーのバスに乗る。今日も33℃まで上がりそうだ。5日も同じ場所にいると、何となくその街がわかってくる。が、その5日間は第一印象を確かめるということである。第一印象から外れるのは難しい。
バスは20人ぐらい、ちょうどいい人数か。洛河を渡り再び南へ。市内からは東南東の方角に少林寺。
 バスから見える風景は、かつて寧波で天童寺を目指した時の風景に似ている。延々と平地が続く。畑多い。少林寺拳法のショーなどを見る。さらに上の山の中には、達磨が修行した穴があるらしい。
 13時前帰路につく。周王城广场でバスを降り、半日少林寺ツアー終了。

ホテル移動

 荷物をとってバスで移動。ここは西关というところだったのだと初めて知る。そうそう、タバコを吸う人も他の街より多い気がする。今、34度、今日の最高。これから涼しくなる、なってほしい。ちなみに北京は29℃、来年の夏はもっと北の方へ行こうかと思う。
 16時半、洛陽5泊目の喜鹊洛神酒店にホテルイン。鹊(que4)とはカササギのこと。結果的に悪くないホテルではあったが第一印象はあまりよくなかった。上等なファッションホテルといったイメージでケバい。窓から見えるのは街の景色ではなく建物の壁。これが印象を悪くした。写真に撮ると“映え”る。これぞ遠景を写真に撮ると世界一という現代“中国あるある。

 18時過ぎ外に出る。そろそろ普通のものが食べたくなって万达广场へ。米村拌饭へ(お初)卵鉄板焼きとご飯小、私にはご馳走だった。これでいい、これがいい。中国の外食でこのあっさり感はいいね19時、水分補給して应天门に向かう。
 洛陽の道は中央分離帯がユズリハ?南通にもあるやつ 幹はイチジクそっくり。歩道側がエンジュ、どこも道幅が広いから余裕ある感じ。“余裕”が洛陽を理解するのキーワードかもしれない。道が広いのは道の大切さを見出した古代からの伝統か、などと考えてしまう。
 今夜は蒸す。洛陽色は、昔、つまり私が幼少の頃の阪急電車の色、の、艶消しタイプ。今の阪急はちょっと赤みがつよいので違う。
 洗濯し就寝。

つづきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました