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「学ぶ」と「習う」の違い

「学ぶ」が自分から積極的に知識を得ようとする動作を指すのに対し、「習う」は原則的に先生がいてやり方を教えてもらうことで成立します。また「学ぶ」が「広く知識・技能を身につける」ことを指すのに対し、「習う」は「特定の技能を身につける」時によく使います。
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「~始める」と「~出す」の違い

 芥川龍之介の短編「蜜柑」は日本語学習のテキストにもよく採用されている、内容も文章も素晴らしい作品です。(大学3年生レベル)この作品の中では「~始める」と「~だす」が、うまく使い分けられています。
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とりたて助詞すごいぜ!

とりたて助詞は必ずなんらかの含意を表します。「王さんが来た」という格助詞を使った文は「王さんが来た」という情報を表すだけですが、「王さんも来た」「王さんだけ来た」「王さんさえ来た」という文なら、どのような含意、つまり文外情報を示しているでしょうか?
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「ことにする」「ことになる」「ようにする」「ようになる」の違い

「今学期の授業はリモートで行うことにした」「今学期の授業はリモートで行うことになった」「窓を開けて、空気が入れ替わるようにした」「窓を開けたら、空気が入れ替わるようになった」を区別しよう。そして、コロナ流行中は家から「出ないようにした」or「出ないことにした」?
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「重い」と「重たい」の違いは?

「重い」と「重たい」はほとんどの場合取り換えがきくようです。しかし語形が違う言葉には必ず意味用法上の違いがあります。これは言葉の公理ともいうべきものです。重い/重たい、眠い/眠たい、煙い/煙たい、の違いとは?
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「やっと」と「ようやく」の違い

 「ようやく」が「時間がかかったこと」に力点を置いた意味だとすると、そこから「ようやく」は過程を重視した言い方だということが言えるでしょう。対して「ギリギリ」であることを強く示す「やっと」は結果重視ということがいえるのではないでしょうか。
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「景色」「風景」「光景」「情景」の違いについて

「景色」「風景」「光景」「情景」の使い分けについて考えてみました。調べているうちに「景色」はもともと古い中国語に「それとなく感じとれる様子」という意味の「気色」という言葉があり、その「気色」が自然を表す「景色(けしき)」と人を表す「気色(きしょく)」に分かれたということを知りました。
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「けっこう」「まあまあ」「なかなか」「そこそこ」「それなり」中間的評価の副詞

いちばん適切な副詞は?・(      )なお住まいですね。・社長とゴルフまわるなら(       )のレベルでないと失礼だよ。・先輩(      )やるじゃないですか。・会社の中では無能な人間も(      )の価値はあるのだ。・「試験どうだった?」「(      )かな。」
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共感覚的比喩って何?

見たものから音が聞こえる、音を聞いて色が思い浮かぶという風な特殊感覚を「共感覚」といいます。言葉の世界では「明るい声」「甘い香り」「柔らかい音」などが共感覚的表現です。これらも一種の「比喩」なので「共感覚的比喩」などと言うこともあります。
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「ちょっとわからない」は正しいか?

「少し」は比較的簡単で a little という意味なのですが、「ちょっと」は「少し」の意味に加えて、言いにくいことを遠まわしに表現したい時の婉曲(遠回しの)表現としても使われます。日本語ではNoをはっきり言わず、「それはちょっと…」と遠まわしに否定を伝えますね。
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