「~というのは」と「~というものは」
「~というのは」と「~というものは」は、形も意味もよく似ています。
しかし、簡単に分けると、「~というのは」は説明・定義、「~というものは」は物事の本質や一般論を表すと考えるとわかりやすいです。
「~というのは」=「~って何?」に答える説明・定義
「~というものは」=「そもそも~とは?」と本質・一般論を語る

| 文法 | 意味 | よく使う場面 |
| ~というのは | ~とは何かを説明する | 説明・定義 |
| ~というものは | ~の本質・性質について述べる | 一般論・教訓・感想 |
「~というのは」=「~って何?」
「~というのは」は、ある言葉や事柄を取り上げて、「それは何か」を説明するときに使います。
● 留学というのは、外国へ行って勉強することです。
● 「花見」というのは、桜を見ながら楽しむことです。
● 教師というのは、学生に知識を教える人です。
「それって何?」と聞かれて説明するイメージです。
「~というものは」=「そもそも~とは?」
「~というものは」は、単なる説明ではなく、その物事の本質・性質について一般的に述べるときに使います。
● 人間というものは、失敗しながら成長するものです。
● 親というものは、いつまでも子どものことが心配なものです。
● 人生というものは、思いどおりにならないものです。
「そもそも~とは、こういうものだ」と一般論を語るイメージです。
比べてみよう
① 教師というのは、学生に知識を教える人です。
→ 「教師とは何か」の説明・定義
② 教師というものは、学生の成長を長い目で見なければなりません。
→ 「教師とは本来どうあるものか」という一般論
そのため、単純な事実を説明するときには「~というのは」が自然です。
○ 富士山というのは、日本で一番高い山です。
△ 富士山というものは、日本で一番高い山です。
「日本で一番高い山」というのは富士山についての情報・説明なので、「というのは」のほうが自然です。
まとめ
| 表現 | 覚え方 | ポイント |
| ~というのは | 「~って何?」 | 説明・定義 |
| ~というものは | 「そもそも~とは?」 | 本質・一般論 |
説明するなら「というのは」、その物事について一歩踏み込んで一般論を語るなら「というものは」と覚えましょう。

以上です。



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