「~際(に)」「~に際して」「~にあたって」〔N2文法〕

「~さい」「~にさいして」「~にあたって」キャッチ

「~際(に)」「~に際して」「~にあたって」について考えましょう。

~際(に)

~際(に)
 主として行為や出来事を表す動詞(使う・完成する、など)・名詞(搭乗・外出、など)につきます。
~とき(に)の硬い表現と考えてよいでしょう
・この整理券は、商品受け取りの、必要です。
・こちらの会議室をご利用になるは、受付で必要事項をご記入ください。
・米大統領は来日の際に、私たちの大学でスピーチを行う予定だそうだ。
公的な場面などで多く使い、日常の普通のことにはあまり使いません。

~に際して・~にあたって

~に際して
 多くはその場一回限りの、意志的で特別な時を表す言葉(結婚・開店 など)につきます。後件には、主に行為を表す文が来ます。
~にあたって 「~に際して」とほぼ同じですが、より積極的な行動を表す文につくことがおおく、マイナスイメージの言葉(別れ・入院・倒産 など)にはつきません。
・工事担当者は工事を始めるに際して、近隣の住民にあいさとをして回った。
・当ショッピングサイトのご利用に際して、以下の利用条件をよくお読みください。
・新しく事業を始めるにあたって、しかるべき準備を始めたいと思っております。
・お二人の門出にあたりまして、お祝いの言葉を申し上げます。
・日本で国際会議を開催するにあたり、関係各方面からの協力を得た。
「~にあたって」は、特に新しいことを始めるときの「準備・心構え・注意」を伴うニュアンスが強いですね。

問題

練習問題です。1.~3.から適当なものを選びましょう。

(1)(   )際に、家の中で修理すべきところがあるかどうか調べる必要がある。
   1.いい天気の     2.大掃除の    3.時間がある
(2)(   )際、音声が出る電子辞書は大変便利です。
   1.発音が難しい   2.発音が分からない  3.発音を調べる
(3)(   )際は、こちらのテーブルをお使いいただけます。
   1.お食事の     2.ご飯を食べる    3.お一人様の
(4)(   )際は、以下のことに注意してください。
   1.毎日学校へ行く   2.寮での生活の   3.健康診断を受ける
(5)地震の際は(   )。
   1.慌てずに行動しなければならない   2.慌てちゃだめ
   3.慌てていない
(6)父は(   )に際して、医者にいろいろ質問した。
   1.病気が快復する   2.手術を受ける  3.毎日病院へ行く
(7)研修旅行に際して、(   )。
   1.体調がよくなかった  2.天気が気がかりだった
   3.説明会が開かれた
(8)(   )にあたって、必要な書類を準備した。
   1.出勤する      2.留学する    3.図書館へ行く
(9)新しいオフィスへの移転にあたりまして(   )。
   1.気持ちも新しくなりました 2.非常にうれしいです
   3.一言ごあいさつ申し上げます

(1)2.(2)3.(3)1.(4)3.(5)1.(6)2.(7)3.(8)2.(9)3.

以上、新完全マスター「文法」日本語能力試験N2(スリーエーネットワーク社)を参考にしました。

 

 

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