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「とりわけ」「ことに」「とくに」の違いついて

「とりわけ」「ことに」「とくに」の違いついて考えましょう。 「とりわけ」「ことに」「とくに」の違い  すべて際立った対象を取り上げる表現で、多くの場合共通して使えるが、「とりわけ」は「全体が標準を超えている中で突出している」ことを示すレ...
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閑さや岩にしみ入る蝉の声(松尾芭蕉)

松尾芭蕉の名句を日本語教師の観点から解説します。 閑さや岩にしみ入る蝉の声(超訳)  静かな山の中に分け入っていくと、響き渡る蝉の声が、岩に吸い込まれるように響いている。その音は、静けさを覆うように響いており、閑寂の世界を一層際立たせて...
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「かすか」と「ほのか」の違いについて

 「かすか」と「ほのか」の違いについて考えましょう。 「かすか」と「ほのか」の違い 共に微小であることを表しますが、「かすか」は小さい、遠い、弱いという方向で微小であること。「ほのか」はぼんやりしていて印象が薄いイメージで微小であるもの...
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「もはや」と「すでに」の違い

 「もはや」と「すでに」の違いについて考えましょう。 「もはや」と「すでに」の違い 1.「もはや」も「すでに」も時間が経過して変化が完了している様子」を表すという意味では共通しています。 もはや夏休みは終わっています。 すで...
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「ごと」と「おき」の違いについて

 時間間隔を表す「~ごと」と「~おき」の違いについて考えましう。 「ごと」と「おき」の違いは? 「ごと」は「毎」であり、時間をある単位で区切る言い方で、「おき」は「間をおく」ことで、ある時間をおいて繰り返すということ。  くり返し時間...
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「ぎりぎり」と「すれすれ」の違い

 「ぎりぎり」と「すれすれ」の違いについて考えましょう。 「ぎりぎり」と「すれすれ」の違い 「ぎりぎり」は良い状態の中で限界に近づいた状態。「すれすれ」は物理的にきわめて近いこと、もしくは、そこを超えると悪い状態になるという限界に近づい...
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「はたらく」「仕事をする」「勤める」の違いについて

 「はたらく」「仕事をする」「勤める」の違いについて考えましょう。 「はたらく」「仕事をする」「勤める」の違い 「はたらく」は原義「動く」→「機能する・作用する」から転じて、最も一般的に労働全般を指す。「仕事をする」「勤める」も同様の意...
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理由をあらわす「ので」と「から」の違い(再考)

「ので」と「から」の違いについては以前も記事にしましたが、最近の考えなども加えて改めて整理してみました。 理由をあらわす「ので」と「から」の違い 「ので」は客観的な「原因→結果」をつなぎ、ていねいな言い方をする時、使いやすい。「から」は...
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「なおざり」と「おざなり」の違いについて

 「なおざり」と「おざなり」の違いについて考えましょう。 「何もしない」か「適当にやる」か  意味の違いは、はっきりしています。共に「いい加減」にするということでは同じですが、「なおざり」は「放置して何もしない」、「おざなり」は「表面上...
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「望む」と「願う」の違い

「望む」と「願う」の違いについて考えましょう。 「望む」は、そうあってほしいと思うこと。「願う」は、そうなってほしいと神様なども含め誰かにたのむ、つまり他力にたのむ行為であることが基本的な違いです。 言葉の成り立ちから比較する「望む」と...
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