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日本語の基本「あいうえお」の音象徴

日本語は「子音+母音」を一単位として構成されるので、半分は母音。母音は少なく「あいうえお」の5つしかないのでこの5つの音が日本語の主要部分としてその美しさを演出しています。斎藤茂吉の歌を例に日本語の美しさを鑑賞しましょう。
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高野山 總持院で法話を聞く

宿坊に泊まると、「朝のおつとめ」というものに参加できる。朝のおつとめというのは、お寺で一日の最初に行われる、念仏・供養などのルーティーン行事。宿泊客がいると法話というのが聞ける。
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「空海の風景」(司馬遼太郎)にみる人間空海

司馬遼太郎は「空海は、死んだ」という言葉に特別の感慨を込めたのではないだろうか。彼は空海その人を、悟りをひらき人間を超越した宗教者ではなく、並外れた才能をもち日本の文化そのものをたった一人で造りあげた一人の「人間」としてつかまえたのではないか?
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絵文字、顔文字 !(^^)! 日本発の世界共通語

最新出た「日本語の大疑問」(国立国語研究所編)という本の中で絵文字について論じられていますのでご紹介します。日本では絵文字があったために、携帯メールが爆発的に普及したといってもいいでしょう。そして日本発絵文字は全世界に広がるのです。
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ナスビはナスビにしかならない(森岡毅)

森岡毅氏は「弱みを克服するのではなく強みを伸ばせ」「どうすれば強みを見い出せるか」という話をされています。文字に書けばありきたりのテーマのように感じるかもしれませんが、この人の話し方には人を納得させる何かがあるのです。聞いてみましょう。
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日本語を学ぶ学生のみなさんへ

どうやら日本と中国で、社会に出てから再教育のされ方が正反対なのではないかと思います。社会に出た中国の方々が、日本人から見て礼儀をわきまえていないと思うそもそもの原因は何なのでしょう。私は二つの原因があると思っています。
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すごいね日本人!ペリー来航時の江戸庶民のこと

最近読んだ本の中で、日本人なかなかすごいね!と、いたく感銘を受けた部分がある。岩波新書日本近現代史シリーズの「幕末・維新」の巻(井上勝生著)の中で、ペリー来航から開国にいたる記載の中で、ペリー艦隊の乗組員たちが日本をどう見たかというくだりである。
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人の存在を消そうとする日本語

日頃、日本語を使っていてもなかなか気づきにくいのですが、日本語には「人の存在を曖昧にしよう、できれば消してしまおう」という力が働いているようです。そんな例をいくつかご紹介します。
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黄檗山萬福寺は江戸期の超一流外国語学校

当時、日本で中国語を学べるところは二カ所しかない。一つは長崎、もうひとつは、宇治の黄檗山萬福寺である。黄檗山はすべてが中華の小宇宙であった。黄檗の宗祖、隠元は明朝が滅亡するなか、この国に渡来してきた。彼は中華のすべてを渡来船にのせて東の島国運んだ。
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中国赴任の心構え

15年程度中国関連の仕事をしています。2012年~2017年の5年間については、中小企業の現地子会社のトップとしてほぼ100%運営を任される形で仕事をしていました。自分のような立場で中国で駐在員としてやってくる人へのアドバイスのようなものを残しておこうと思って書きました。
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