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旅の備忘録 25初夏 雲南昆明Ⅰ

赤い大地をもう一度  初めて中国へ行ったのは、2001年5月。専門分野の放射線硬化樹脂の学会および展示会に参加するため、中国雲南省昆明へ行った。当時、大阪から直行便が出ていた。つまり日本を出、初めて降り立った中国が、雲南省昆明である。ちょ...
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中国5000日(29)江蘇省常熟へ

こちらに書いていることは事実とは異なる部分が多数あります。特に登場する人物に関しては特定の人物を指すことはありません。念のため 京都から関空、「はるか」車中にて  江蘇省常熟市での生活について、ここからはしばらく、時系列的に書いてゆく。...
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中国5000日(28)5000日という時間

こちらに書いていることは事実とは異なる部分が多数あります。特に登場する人物に関しては特定の人物を指すことはありません。念のため 中国5000日突破か?  このシリーズ、ずいぶん時間が空いてしまった。2025年、強烈な猛暑が終わり、11月...
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旅の備忘録(9)横浜散歩

横浜へ  8時京成小岩のホテルをチェックアウト。暑さは相変わらずだ。今回の主目的は葛飾山本亭の庭園を見るだけだったので、日帰りでも、実はよかったのだが出発直前、帰路横浜に寄ろうと思った。お目当ては“氷川丸”。来学期の最初の教材「海の中に母...
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旅の備忘録(8)東京葛飾「山本亭」

2025年夏、二度目の東京へ  一旦帰京、改めて8月20日に東京へ出る。主な目的は授業準備であることは前回と同じである。第4課に渡辺武信氏「住まい方の演出」(1988年中公新書)から「庭」についての部分がある。京都でいくつか庭を回っては見...
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旅の備忘録(7)両国、鼠小僧治郎吉の墓など

館山を離れる  渡良瀬遊水地からホテルに戻る。当初の旅の予定としてはまだ二泊残っているが、とりあえず、館山で田中正造を追う旅は一段落とする。明日は東京で一泊、憲政記念館で田中正造が演説をしたという初期議会の様子でも見ておこうと思った。 ...
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旅の備忘録(2)赤坂~紀尾井町、豊川稲荷、乃木神社あたり~

四ツ谷からホテルオークラ  7月28日月曜日、東京では二泊する。すぐ栃木へ向かってもよかったが、一泊ごとに宿を変える周遊型の旅は、年齢的にきつくなってきた。大した用事がなくても一つ所最低二泊というのが、最近の私の旅行である。 ...
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旅の備忘録(1)赤坂~霊南坂から高橋是清翁記念公園~

旅の初日、東京へ  7月27日早朝、猛暑が収まる気配はないようだ。 早起きし、6時33分黄檗発で出発。26℃、快晴だが、さすがにこの時間まだ温度はあがっていない。旅の荷物は極力減らすが、財布、スマホ、パソコン以外に、今回は授...
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旅の備忘録(6)田中正造Ⅳ~さんけんきょう~

イノシシ注意!  湖の周囲が9.2キロメートル、その北にかつて谷中村、現在は整備されたアシの湿地帯である遊水地となっているのだから、とても全部を歩き回るというわけにはいかない。幸い、ハートマークの谷中湖の上部の凹んだ部分、つまり共同墓地、...
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旅の備忘録(5)田中正造Ⅲ~わたらせ遊水地~

谷中湖へ  旅にトラブルはつきもの。個人的なことなのでここには書かないが、今日はかなりひどい目に遭った。一日早めに切り上げ、帰路につくことにした。悪いことは重なるもので、東海道線の列車が遅れた。危うく更新が途切れるところだったが、今日...
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