essay旅の備忘録(8)東京葛飾「山本亭」 2025年夏、二度目の東京へ 一旦帰京、改めて8月20日に東京へ出る。主な目的は授業準備であることは前回と同じである。第4課に渡辺武信氏「住まい方の演出」(1988年中公新書)から「庭」についての部分がある。京都でいくつか庭を回っては見... 2025.09.06essay
essay旅の備忘録(7)両国、鼠小僧治郎吉の墓など 館山を離れる 渡良瀬遊水地からホテルに戻る。当初の旅の予定としてはまだ二泊残っているが、とりあえず、館山で田中正造を追う旅は一段落とする。明日は東京で一泊、憲政記念館で田中正造が演説をしたという初期議会の様子でも見ておこうと思った。 ... 2025.09.02essay
essay旅の備忘録(2)赤坂~紀尾井町、豊川稲荷、乃木神社あたり~ 四ツ谷からホテルオークラ 7月28日月曜日、東京では二泊する。すぐ栃木へ向かってもよかったが、一泊ごとに宿を変える周遊型の旅は、年齢的にきつくなってきた。大した用事がなくても一つ所最低二泊というのが、最近の私の旅行である。 ... 2025.08.04essay
essay旅の備忘録(1)赤坂~霊南坂から高橋是清翁記念公園~ 旅の初日、東京へ 7月27日早朝、猛暑が収まる気配はないようだ。 早起きし、6時33分黄檗発で出発。26℃、快晴だが、さすがにこの時間まだ温度はあがっていない。旅の荷物は極力減らすが、財布、スマホ、パソコン以外に、今回は授... 2025.08.03essay
essay旅の備忘録(6)田中正造Ⅳ~さんけんきょう~ イノシシ注意! 湖の周囲が9.2キロメートル、その北にかつて谷中村、現在は整備されたアシの湿地帯である遊水地となっているのだから、とても全部を歩き回るというわけにはいかない。幸い、ハートマークの谷中湖の上部の凹んだ部分、つまり共同墓地、... 2025.08.02essay
essay旅の備忘録(5)田中正造Ⅲ~わたらせ遊水地~ 谷中湖へ 旅にトラブルはつきもの。個人的なことなのでここには書かないが、今日はかなりひどい目に遭った。一日早めに切り上げ、帰路につくことにした。悪いことは重なるもので、東海道線の列車が遅れた。危うく更新が途切れるところだったが、今日... 2025.08.01essay
essay旅の備忘録(4)田中正造Ⅱ~足尾銅山へ~ 前回の続き №1は → こちら 相老(あいおい)へ 二日目は単独で足尾銅山へ向かう。ホテルで朝食をとり出かける。連泊。7時55分館林発。特急りょうもうに飛び乗る。相老まで52分。相老は「あいおい」、なにかいわれのありそうな地名だが、何... 2025.07.31essay
essay旅の備忘録(3)田中正造① 旅の備忘録 日本語上級の学生を教えるようになってから、長い休みには教材の内容に関わる場所へ赴き、なんらかのイメージをつくった上で、教えるための教案をつくることが多い。というと聞こえは良い。が、自分の中では気晴らしが七、授業の予習が三ぐら... 2025.07.30essay
essay中国5000日(27)《余話》21世紀と私 これまでの話もそうですが、こちらに書いていることは事実とは異なる部分が多数あります。特に登場する人物に関しては特定の人物を指すことはありません。念のため 世代 脱線する。さきほど21世紀という言葉を使った。21世紀。そう言えば、しばら... 2025.07.05essay
essay中国5000日(26)《余話》21世紀と私と中国 思い返してみると、私と中国との関わりは2001年に始まっている。それ以前、技術者としての仕事の上で海外といえば、アメリカ以外になかった。外国語と言えば英語のことであり、これをマスターするために懸命であった。英語、国際会計、原価計算がビジネスマン三種の神器と言われた時代だ。そして大袈裟に言えば、私の人生の中では、以後も中国との関わりなど公的私的を問わずあるとは考えていなかった。あってほしくもなかった。 2025.07.04essay