japanese米洗う前(に、で、を、へ)蛍が二つ三つ〔場所を表す助詞〕 江戸時代の偉い俳諧師(俳句を作る人)の弟子のそのまた弟子がいい俳句が出来たので、師匠に見てもらったそうです。「米洗う前に蛍が二つ三つ」すると師匠は、これでは蛍が動きが感じられない、死んだ蛍のようになってしまう。と書き直しを命じたそうです。さてどうすれば? 2022.04.12japanese
japanese「気分」「気持ち」「気味」「気色」「機嫌」の使い分け 気分、気持ち、気色、気味、機嫌、1.好物のたこ焼きだが、食べすぎて( )が悪くなった。2.夜中の教室はなんとなく( )悪い。3.桃色のゴキブリ?わ、( )悪い。4.いいことがあったので彼は今日( )がいい。5.いいことがあったので私は今日( )がいい。 2022.04.08japanese
japanese尊敬表現「お~になります」について 相手を持ち上げて敬う「尊敬語」は日本人にとっても難しいものです。日本語を使うときに敬語は必要不可欠なものですから、どうしても初級段階から勉強してほしいものです。最近②「お~になります」形式の言い方について調べていておもしろいことに気がつきましたので以下に書いてみます。 2022.04.07japanese
essay京都大学卒業式式辞から「健全な批判精神を!」 これから皆さんが進まれる道において私は皆さんに、健全な批判的精神、他者への繊細な感性とエンパシー、そして自由で底抜けに明るい楽観主義を備えた、独立した社会人として、力強く羽ばたいていかれることを心から期待します。(平成3年度京都大学卒業式湊長博総長式辞から) 2022.04.05essay
japanese避ける。「よける」と読むか「さける」と読むか? 「さける」は「近づかないようにする」、それに対して「よける」は近づいてもいいですが、「当たらないように進路や位置を変える」ことを表します。コロナ対策の「三密」は人に近づかないこと(さける)ことが大切、マトリックスのネオは辛うじて弾丸を「よける」ことができたわけです。 2022.04.03japanese
japanese「学ぶ」と「習う」の違い 「学ぶ」が自分から積極的に知識を得ようとする動作を指すのに対し、「習う」は原則的に先生がいてやり方を教えてもらうことで成立します。また「学ぶ」が「広く知識・技能を身につける」ことを指すのに対し、「習う」は「特定の技能を身につける」時によく使います。 2022.04.02japanese
japanese「~始める」と「~出す」の違い 芥川龍之介の短編「蜜柑」は日本語学習のテキストにもよく採用されている、内容も文章も素晴らしい作品です。(大学3年生レベル)この作品の中では「~始める」と「~だす」が、うまく使い分けられています。 2022.04.01japanese
japaneseとりたて助詞すごいぜ! とりたて助詞は必ずなんらかの含意を表します。「王さんが来た」という格助詞を使った文は「王さんが来た」という情報を表すだけですが、「王さんも来た」「王さんだけ来た」「王さんさえ来た」という文なら、どのような含意、つまり文外情報を示しているでしょうか? 2022.03.29japanese
japanese「ことにする」「ことになる」「ようにする」「ようになる」の違い 「今学期の授業はリモートで行うことにした」「今学期の授業はリモートで行うことになった」「窓を開けて、空気が入れ替わるようにした」「窓を開けたら、空気が入れ替わるようになった」を区別しよう。そして、コロナ流行中は家から「出ないようにした」or「出ないことにした」? 2022.03.25japanese
japanese「重い」と「重たい」の違いは? 「重い」と「重たい」はほとんどの場合取り換えがきくようです。しかし語形が違う言葉には必ず意味用法上の違いがあります。これは言葉の公理ともいうべきものです。重い/重たい、眠い/眠たい、煙い/煙たい、の違いとは? 2022.03.23japanese