essay山陰の旅2020年(五)下関 赤間神宮 5月に放映されたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第18回の中では、菅田将暉演じる源義経が壇ノ浦の戦いで「八艘飛び」を演じ、安徳天皇入水を見届けるというシーンがあった。おそらく大河ドラマの中では、別のタイトル中でも繰り返し再現されたシーンの一つではないだろうか。 2022.06.20essay
japanese「小」の意味 大と小のはなし(Ⅱ) 「小」がつく以下の4つの言葉「小正月」「小ぎれい」「小腹が空く」「小一時間」。「小」の意味はそれぞれ少しずつ異なります。それぞれ「小さい~」「(はっきりとは認められないが)その傾向がある」「少し~」「もう少しで単位量(時間)」となります。後半では「小股の切れ上がった女性」という言葉についても考察します。 2022.06.17japanese
japanese「大」の読み方 大と小のはなし(Ⅰ) 大の読み方は「大金庫(ダイキンコ)」では「ダイ」、「大金(タイキン)」では「タイ」、「大金持ち(オオガネモチ)」では「オオ」となります。これらの読み方のルール、例外について勉強しましょう。 2022.06.16japanese
japanese「しかし」「しかしながら」の使い方 「しかし」と「しかしながら」、言葉の成り立ちから言うと「しかありながら」という言い方から「しかしながら」になり、後に「ながら」が省かれ「しかし」になったようです。おもしろいことに「この品物は高い。しかし物が悪い。」「この品物は高い。しかし物が良い。」の両方が成立するのです。 2022.06.15japanese
japanese東海の小島の磯の白砂にわれ泣きぬれて蟹とたわむる(石川啄木) 「東海の小島の磯の白砂にわれ泣きぬれて蟹とたはむる」(石川啄木)は中学生のころから大好きな短歌でした。〔現代語訳:東の海の中に小さな島がある。その島の磯の白い砂浜にたたずみ、私は泣きながら蟹とたわむれている〕日本語教師としてこの歌を鑑賞し直すとすると、新たな魅力が発見できます。 2022.06.14japanese
japanese【語源】日本刀由来の日本語 日本刀に由来する言葉を集めました。「太刀打ちできない」「抜き差しならない」「反りが合わない」「元の鞘(さや)に収まる」「切羽(せっぱ)詰まる」「鍔(つば)迫り合い」「鎬(しのぎ)を削る」「目抜き通り」「付け焼刃」などけっこう多いですね。 2022.06.12japanese
japanese外来語の日本語的発音はどのように作られるか?"pink"のように子音で終わる言葉は、日本人にとっては発音しにくく、ついつい”pinku”のように母音を補ってしまうのです。では、どうして”pinku(ピンク)”であって”pinko”(ピンコ)や”pinki”(ピンキ)ではないのでしょうか? 2022.06.11japanese
essay中国の日本語教師、社会への小さな窓としてのブログ ブログ300記事目になる。中国関連の仕事20年、中国での日本語教育歴も10年近くになろうとする筆者であるが、本当の意味での社会とのつながりは、ブログというものを通してしかできていないのではないかという妄想がふと湧き上がった 2022.06.08essay
japanese「浮かぶ」「浮く」「浮かせる」「浮かす」「浮かべる」の違いは? 「浮かぶ」「浮く」「浮かせる」「浮かす」「浮かべる」の違いについて。「浮かぶ」「浮く」が自動詞、「浮く」が「比重差で上昇する」で「沈む」と対をなしています。これに対し「浮かぶ」は同じ現象を「そのものが(上昇して)目立つこと」に力点が移ります。 2022.06.06japanese
japanese「今」っていつ?「いま」と「いまいま」 「今」の指す時間について考えましょう。「今では中国の主要都市には地下鉄が走っている」の「今」は十年~二十年ぐらいを指す。またある程度の時間の長さの中で「今帰りました」の「今」は「少し過去」、「今から行きます」の「今」は「近未来」を指しますね。 2022.06.05japanese