「~てはばからない」「~に忍びない」「~に恥じない」「~てはかなわない」の四つの文法形式について学びましょう。
「~てはばからない」
(遠慮や気兼ねをするべきなのに)大胆にも~する
・彼は自分を天才だと言ってはばからない。
・彼女は権力者を気取ってはばからない人だ。
・彼女は権力者を気取ってはばからない人だ。
「~に忍びない」
心が痛んで~することが耐えられない
・古い本はもう読まないとは思うが、処分するに忍びない。
・実家の家は今、誰も住んでおらず、見るに忍びない。
・実家の家は今、誰も住んでおらず、見るに忍びない。
「~に恥じない」
~の名誉を傷つけない
・五つ星レストランの名に恥じない料理を出す。
・貧乏でも、良心に恥じない生き方をしたい。
・貧乏でも、良心に恥じない生き方をしたい。
「~てはかなわない」
~という嫌な状況は我慢できない
・隣のうちの犬がこううるさくてはかなわない。
・こんなに文句ばかり言われていてはかないません。
・こんなに文句ばかり言われていてはかないません。
元の動詞の意味に着目する
以上、新完全マスター”文法”日本語能力試験N1(スリーエーネットワーク社刊)などを参考にしました。



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