1分でも遅れたら、まずはあやまりの言葉から。いいわけはその後です。
理由(因果関係)を表す「~て」
「PてからQ」はPが起こったあとでQが起こるという「継起」を表す表現でした。これに対し「P
てQ」は、「継起」だけではなく、状況に応じていろいろな意味を表しました。
「~て」と「~てから」「~あとで」と「~あと」「~まえに」と「まえ」
「~て、」「~てから」、「~あとで」「~あと」、「~まえに」「~まえ」はすべて動作・できごとが連続して起こるときに使う表現です。難しい言葉では「継起(けいき)」を表す表現といいます。
ここでは「理由(因果関係)」を表す「~て」の例が出てきました。
- 遅れてすみません。
- 電車が止まってしまって、困りました。
- アナウンスが速くて、よく分かりませんでした。
~たら~た。
「~たら」「~と」は「継起」表現も可能です。
- スイッチを押すと、電気がつきます。
- スイッチを押したら、電気がつきます。
「~たら~た」で「発見」を表します。
- 地下鉄の駅へ行ったら、とても混んでいました。
- 教室に行ったら、だれもいませんでした。
以上です。
できる日本語初中級第6課「旅行に行こう」1.旅行の計画(1)
「行きませんか?」(勧誘)「行きましょう!」(同意)の形で初級第6課で勉強した形です。厳密にはどちらも勧誘表現です。ここでは「ませんか」と「ましょう」は本質的にどういう違いがあるのか勉強しましょう。
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