「やっと」と「とうとう」はどう違いますか?

合格はんこ

「やっと」と「とうとう」の違いについて考えましょう。

「やっと」と「とうとう」

「とうとう」と「やっと」は、どちらも物事が最終的に実現したことを表しますが、少しニュアンスが異なります。

  • とうとう: 時間の経過や期待の末に、ついに結果が訪れたことを示します。ポジティブな結果だけでなく、ネガティブな結果にも使われます。例えば、「とうとう雨が降り出した」や「とうとう試験に合格した」のように使います。
  • やっと: 努力や苦労の末に、待ち望んでいた結果が得られたことを強調します。ポジティブな結果に使われることが多いです。例えば、「やっと宿題が終わった」や「やっと新しい仕事が見つかった」のように使います。

「とうとう」は結果が訪れることに焦点が当たり、「やっと」はその結果に至るまでの過程や努力を強調します。

がんばって→「やっと」、最後に→「とうとう」

  • やっと合格した。
  • とうとう合格した。

合格という言葉の響き、いいですね。とくに、一生懸命頑張ったあと最後に勝ち得た合格はうれしいものです。

どちらも同じく、最後の最後にうまくいった気持ちが表現できますが、気持ちとしては「やっと合格」は「がんばって合格」、「とうとう合格」は「長い時間かけて合格」と「がんばり」に力点を置くか、「長時間」に力点を置くかのイメージの違いがあります。

「とうとう」はネガティブな結果にも使われる

「やっと」「とうとう」

はい、こういうことです。

「やっと」は思いどおりになった時だけに使えるのです。

以上、基礎日語写作教程②高等教育出版社刊、などを参考にしました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました