japanese「大」の読み方 大と小のはなし(Ⅰ) 大の読み方は「大金庫(ダイキンコ)」では「ダイ」、「大金(タイキン)」では「タイ」、「大金持ち(オオガネモチ)」では「オオ」となります。これらの読み方のルール、例外について勉強しましょう。 2022.06.16japanese
japanese「しかし」「しかしながら」の使い方 「しかし」と「しかしながら」、言葉の成り立ちから言うと「しかありながら」という言い方から「しかしながら」になり、後に「ながら」が省かれ「しかし」になったようです。おもしろいことに「この品物は高い。しかし物が悪い。」「この品物は高い。しかし物が良い。」の両方が成立するのです。 2022.06.15japanese
japanese東海の小島の磯の白砂にわれ泣きぬれて蟹とたわむる(石川啄木) 「東海の小島の磯の白砂にわれ泣きぬれて蟹とたはむる」(石川啄木)は中学生のころから大好きな短歌でした。〔現代語訳:東の海の中に小さな島がある。その島の磯の白い砂浜にたたずみ、私は泣きながら蟹とたわむれている〕日本語教師としてこの歌を鑑賞し直すとすると、新たな魅力が発見できます。 2022.06.14japanese
japanese【語源】日本刀由来の日本語 日本刀に由来する言葉を集めました。「太刀打ちできない」「抜き差しならない」「反りが合わない」「元の鞘(さや)に収まる」「切羽(せっぱ)詰まる」「鍔(つば)迫り合い」「鎬(しのぎ)を削る」「目抜き通り」「付け焼刃」などけっこう多いですね。 2022.06.12japanese
japanese外来語の日本語的発音はどのように作られるか?"pink"のように子音で終わる言葉は、日本人にとっては発音しにくく、ついつい”pinku”のように母音を補ってしまうのです。では、どうして”pinku(ピンク)”であって”pinko”(ピンコ)や”pinki”(ピンキ)ではないのでしょうか? 2022.06.11japanese
essay中国の日本語教師、社会への小さな窓としてのブログ ブログ300記事目になる。中国関連の仕事20年、中国での日本語教育歴も10年近くになろうとする筆者であるが、本当の意味での社会とのつながりは、ブログというものを通してしかできていないのではないかという妄想がふと湧き上がった 2022.06.08essay
japanese「浮かぶ」「浮く」「浮かせる」「浮かす」「浮かべる」の違いは? 「浮かぶ」「浮く」「浮かせる」「浮かす」「浮かべる」の違いについて。「浮かぶ」「浮く」が自動詞、「浮く」が「比重差で上昇する」で「沈む」と対をなしています。これに対し「浮かぶ」は同じ現象を「そのものが(上昇して)目立つこと」に力点が移ります。 2022.06.06japanese
japanese「今」っていつ?「いま」と「いまいま」 「今」の指す時間について考えましょう。「今では中国の主要都市には地下鉄が走っている」の「今」は十年~二十年ぐらいを指す。またある程度の時間の長さの中で「今帰りました」の「今」は「少し過去」、「今から行きます」の「今」は「近未来」を指しますね。 2022.06.05japanese
japanese「楽しい」「おもしろい」「うれしい」「ゆかい」の違い うれしい手紙:合格通知など一瞬の喜びを読者に与える内容の手紙。楽しい手紙:読む人の気分が晴れやかになる内容の手紙。おもしろい手紙:興味ある内容で、読者を飽きさせない内容の手紙。ゆかいな手紙:中身が普通とは違っていて笑ってしまうような内容の手紙。 2022.06.04japanese
japanese「…は…が~」の構造を持つ文(ハーガ構文など) 日本語には「私はあなたが好き」「象は鼻が長い」など、「…は…が~」の構造を持つ文型が多くあります。見かけは同じでも構造的に大きく3つに分類できます。以下3つの違いがわかりますか。「私はたこ焼きが好きです」「大阪はたこ焼きがおいしいです」「たこ焼きは私が作ります」 2022.06.02japanese