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「~といえば」「~といっても」「~からといって」〔N2文法〕

「~といえば」「~といっても」「~からといって」の三つについて考えましょう。 『生きて愛するために』辻邦生 から 海好きといっても、心ゆくまで海と親しんだのはその夏だけで、あとは学校から海水浴にゆく程度だった。 「海の中に母がいる」 ...
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「~にすれば」「~とすれば」「~とすると」〔N2文法〕

 立場を表す「~にすれば」「~にしたら」などの表現、仮定条件を表す「~とすれば」「~とすると」などの表現について整理しましょう。 『生きて愛するために』辻邦生 から 山好きの血が父方から流れているとすると、海好きは間違いなく母から伝わっ...
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「~たび」「~ては」「~につけ」〔N2文法〕

なんらかのきっかけがあると、繰り返される 「~たび」「~ては」「~につけ」の違いについて考えましょう。 日語総合教程第五冊から  テキストでは第5課『木の葉の魚』に「~たび」、第2課『田中正造』に「~ては」が登場します。 ・自分...
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旅の備忘録(2)赤坂~紀尾井町、豊川稲荷、乃木神社あたり~

四ツ谷からホテルオークラ  7月28日月曜日、東京では二泊する。すぐ栃木へ向かってもよかったが、一泊ごとに宿を変える周遊型の旅は、年齢的にきつくなってきた。大した用事がなくても一つ所最低二泊というのが、最近の私の旅行である。 ...
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旅の備忘録(1)赤坂~霊南坂から高橋是清翁記念公園~

旅の初日、東京へ  7月27日早朝、猛暑が収まる気配はないようだ。 早起きし、6時33分黄檗発で出発。26℃、快晴だが、さすがにこの時間まだ温度はあがっていない。旅の荷物は極力減らすが、財布、スマホ、パソコン以外に、今回は授...
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旅の備忘録(6)田中正造Ⅳ~さんけんきょう~

イノシシ注意!  湖の周囲が9.2キロメートル、その北にかつて谷中村、現在は整備されたアシの湿地帯である遊水地となっているのだから、とても全部を歩き回るというわけにはいかない。幸い、ハートマークの谷中湖の上部の凹んだ部分、つまり共同墓地、...
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旅の備忘録(5)田中正造Ⅲ~わたらせ遊水地~

谷中湖へ  旅にトラブルはつきもの。個人的なことなのでここには書かないが、今日はかなりひどい目に遭った。一日早めに切り上げ、帰路につくことにした。悪いことは重なるもので、東海道線の列車が遅れた。危うく更新が途切れるところだったが、今日...
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旅の備忘録(4)田中正造Ⅱ~足尾銅山へ~

前回の続き №1は → こちら 相老(あいおい)へ  二日目は単独で足尾銅山へ向かう。ホテルで朝食をとり出かける。連泊。7時55分館林発。特急りょうもうに飛び乗る。相老まで52分。相老は「あいおい」、なにかいわれのありそうな地名だが、何...
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旅の備忘録(3)田中正造①

旅の備忘録  日本語上級の学生を教えるようになってから、長い休みには教材の内容に関わる場所へ赴き、なんらかのイメージをつくった上で、教えるための教案をつくることが多い。というと聞こえは良い。が、自分の中では気晴らしが七、授業の予習が三ぐら...
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「~際に」「~にあたって」「~に先立って」〔N2文法〕

「~際に」「~にあたって」「~に先立って」の違いについて考えましょう。 『なぜ車輪動物がいないのか』本川達雄 から 日語総合教程第五冊から われわれが歩く際には、足は地面をズルズルと擦って歩いているのではなく、動いている方の足は宙...
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