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目的を示す「ために」と「ように」の使い分け

目的を示す「ために」と「ように」。使い分けのルールは比較的単純です。動詞が意志動詞であるか、無意志動詞であるかによります。また前件、後件の主語が異なる場合は「ように」しか使えません。
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微妙にちがう「かならず」「ぜひ」「きっと」

①かならず合格します。②ぜひ合格します。③きっと合格します。この三つは意味と用法がすこしずつちがいます。主観表現となるのはどれ?そして客観表現となるのはどれでしょう?そのあたりが使い分けのポイントだと思います。
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条件を示す「と」「ば」「たら」「なら」のちがい。

「と」「ば」「たら」「なら」は条件を示します。①スマホがあると、何でもできます。②スマホがあれば、何でもできます。③スマホがあったら、何でもできます。④スマホがあるなら、何でもできます。こんな風に4つとも使える例もありますが。文によっては、使えたり使えなかったりがとても複雑です。
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心の原風景としての老木

以前、南通市通州の慈雲禅寺と範公堤遺跡を訪れ、千年前の南通の海岸線について思いをはせてみた。その際、言い忘れたことがある。そもそもわざわざ出かけていって確認してみようと思った目的物は、寺そのものではなく、実は境内にあるという銀杏の古木であった。
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格助詞すごいぜ!

原沢伊都夫先生の「考えて、解いて、学ぶ日本語教育の文法」という本は、多くの日本語の先生がおすすめする良い参考書です。 先生向けの本なのですが、いちばん新しい日本語教育文法の全体像を、学習者が読んでも勉強になるようなやさしい言葉で解説してあ...
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「戦後日本経済史」開講へ向けて

先学期の「日本経済」に続いて、9月からは日本語学科4年生向けに「戦後日本経済史」という授業を受け持つことになりました。先学期の「日本経済」講義では伝えることがなかった、野口悠紀雄氏の経済史における仮説を理解いただくことが必要になりますので、あらかじめご紹介します。
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「から」と「ので」の違い

「から」と「ので」はどちらも理由をいうときに使いますが、たいていの場合どちらも使えます。基本は「から」が標準で、後件が指示・勧誘・意思などの時は「ので」を使ったほうがいいです。そして「から」は話者の判断を示す「だろう」に接続できます。
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「ね」と「よ」はどうちがいますか?

終助詞「ね」と「よ」の使い分けについて。「ね」は相手も知っていることについて共感を求めるとき。「よ」は相手の知らないことについて「おしえてあげる」ときに使います。うまく使い分けると、自然な日本語を話せるようになります。
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小学校へ行く道

竹中直人の「野武士のグルメ」という番組があります。定年退職を迎えた主人公が、組織の束縛を離れ、自由な日々に戸惑いつつも食べたいものを食べることに喜びを感じ、解放されてゆくその姿を、戦国時代の野武士になぞらえ描いています。松重豊「孤独のグルメ」の熟年バージョンですね。
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「下町ロケット」 N君のこと

N君は大学時代の友人である。実名で書けば、おそらくその方面では知る人ぞ知るという人であろうから、君付けにするのも実は申し訳ないのではあるが、大学時代は同じ体育会系の運動クラブで共にがんばった、いわば同じ釜の飯を食った同志であったから、多少の非礼であれば当人も許してくれるであろう。
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