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「のち(後)」「あと(後)」、「うしろ(後ろ)」の違いについて

「あと」は直後でも使えますが、「のち」はしばらくたたないと使えません。「晴れのち曇り」という言い方は「晴れ」たと思ったらすぐ「曇り」ということではなく、「晴れ」が一定時間継続してから、曇りになる、ということですね。
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「思われる」と「考えられる」の違い。+「考えられている」

「思われる」は自分の独断意見で「思う」のではなく「ごく自然に浮かんでくる思考」という」意味で「説得力が増す」。「考えられる」は、事実からそう考えるのが確からしい(可能)であるので、妥当な判断となり「客観性が増す」ことになります。
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「思う」と「考える」の違いについて

「死後を思う」と「死後を考える」となると、前者は「抑えきれない不安が湧き上がってくる」コントロール不能の感情になり、「死後を考える」だと「死亡後の手続きや段取りを論理的に考えておく」ようなコントロール可能なことを示すニュアンスがある。
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「吃吃吃!喝喝喝!」&「食べる!飲む!」

中国にいると「もうご飯は食べましたか?」と聞かれることが多い。日本語だと「まだなら一緒に食べに行きませんか?」という意味なので、「まだです。」と答えて食事に行こうとすると「そうですか、私はもう食べました。」という答えが返ってくることがある。
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「いただけませんか?」と「くださいませんか?」敬意の高いのはどちら?

「~ていただけませんか」は敬意を重視しているという点で、敬語としてのランクは「~てくださいませんか」より上、ただし「~てくださいませんか」は敬意という点では一段下がるものの、率直な気持ちを表現できるという利点があります。
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「会議を欠席」「会議を出席」、正しいのはどちら?

「会議に出席する」「会議を欠席する」私は特に意識することなく、出席の時は「に」、欠席の時は「を」を使っていました。これでは学習する立場から見ると日本語はいい加減な言葉だと思ってしまいます。
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【語源】歌舞伎由来の言葉

「十八番(おはこ)」「二枚目」「花道」「どんでん返し」「差し金」「板につく」「なあなあ」「だんまり」「幕引き」などはもともとお芝居で使われた言葉です。
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【語源】着物由来の日本語

裁縫用語としての「辻」は縫い目が交差するところそして褄とは着物の端の部分。着物を縫製する時に「辻」を合わせること、着物を着る時には「褄」を合わせることがとても大切なので、「辻褄が合うこと」が「ぴったりして食い違いがないこと」という意味になりました。
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「冷える」「冷める」「冷やす」「冷ます」の違い?

 「冷える(ひえる)」と「冷める(さめる)」はどう違うでしょう?「冷える」は単純に「温度が下がること」、「冷める」はいったん熱くなったものが熱を失うことです。「冷やす」と「冷ます」はそれぞれの他動詞ということになります。
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太古の日本語が、化石のように保存されている日本語という言語

「万葉集」研究の大家中西進先生は「令和」の名づけ役としてもより多くの人に知られることになりましたが、一般向けに書かれた「ひらがなでよめばわかる日本語」はとても啓発される本です。
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