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着点を表す「へ」「に」と「まで」について

着点を表す三つの助詞について:「へ」は方向「に」は到達点「まで」は中継点、限界点を示します。★20世紀、人類は月へ行った。しかし着いたところは別の星だった。★20世紀、人類は月に行った。そして月の石を拾って帰ってきた。★20世紀、人類は月まで行った。21世紀は火星まで行くだろう。
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場所を表す「に」と「で」について

「庭に木を植える」と「庭で木を植える」はどちらも成立します。「木を植える」という動作をする場所が「庭」であることを表すと「庭で木を植える」ですが、「植える」という行為の「到達点(行われる場所)」を「庭」とすると「庭に木を植える」となります。
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「いろいろ」と「さまざま」の違い

「いろいろ」と「さまざま」は共に数が多い状況を表現するのですが、例えて言うと「いろいろ」は全部にまとめて照明が当たっているというイメージであるのに対して、「さまざま」の方は個別にスポットライトが当たっているというイメージです。
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「どうも」の意味は?

「どうも」は元々はっきりしない状況にあることを表します。わからないという状況は「懐疑→推断→判断」という自発的プロセスを経て、ある種の「判断」をもたらします。その判断は正しいかどうかわからないので「事実はどうあれ」→「いずれにしても」という意味になります。
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「おこる」「いかる」「いきどおる」の違い

「おこる」「いかる」は表情や声、動作などで外見上も腹を立てている状態がわかる場合が多い。ただ「いかる」はその感情を持つことに重点「おこる」は例えば怒鳴るとか黙り込むなどその感情を相手に示すことに重点がある。「いきどおる」は内面的で外見上はわからない場合が多い。
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「すみません」の意味は?(「みんなの日本語」から)

「すみません」の原義は「済まない」→”I’m sorry” という意味なのですが、学習者が最初から「すみません」=”I’m sorry”であると理解してしまうと、日本人が日常会話でよく使う「すみません」に、日本人は どうしてあやまってばかりいるのだろう?という疑問を抱きがちです。
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「けっこう」多い「けっこう」の意味

日本人が「結構です」と言っても肯定なのか否定なのかわからない、日本的表現の代表のように言われる「けっこう(結構)」。名詞の「けっこう」:もともとのStructureの意味、形容詞の「けっこう」:充足している様子の意味、副詞の「けっこう」:思ったより良いの意味になります。
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「います」「あります」について

「います」(生き物)「あります」(物)で分けられる?兄弟がいます、兄弟がありますはどちらが正しい?タクシーがいる?ある?また存在文とよばれる「~に~が(います・あります)」「~は~に(います・あります)」についても解説します。
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「のぼる」「あがる」「くだる」「おりる」「さがる」について

「坂道をのぼる」⇔「坂道をくだる」、「2階にあがる」⇔「1階におりる」、「気温があがる」⇔「気温がさがる等の対応関係がある。「のぼる」と「あがる」は継続動詞と瞬間動詞の差、「おりる」と「さがる」の違いは起点重視か到達点重視の差。「坂をくだる」と言うのに「階段はおりる」という不思議。
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否定の接辞「無」「未」「反」(「不」「非」)について

否定の意味を示す接頭辞は「無」「未」「反」「不」「非」があります。本記事では主に「無」「未」「反」について解説します。無「~がない」:無資格、無気力、無線、無常、未「まだ~ない」:未完成、未成年、未来、未遂、反「~に反する」:反社会、反民主主義、反戦、反日。
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