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慣用句となった「たとえ」いろいろ〔N1語彙〕

 「蜘蛛の子を散らすように」といえば「逃げる」。このように”たとえ”表現がほぼ定型化し慣用句に近くなった表現を集めました。問題形式にしましたので、(  )内に入る言葉を考えてみてください。(解答はすぐ下) 感情のたとえ 左から「顔か...
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読解「海の中に母がいる」辻邦生Ⅲ

前回(→ こちら)の続き。辻邦生「海の中に母がいる」ラストの部分。これで終わりとなります。  私は朝、甲板で激しい海の風に吹かれながら飲む大カップのコーヒーに満足した。中国人、マレー人、インドネシア人、ヴェトナム人たちの喧騒のなかで、...
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読解「海の中に母がいる」辻邦生Ⅱ

 前回(→ こちら)の続き。辻邦生「海の中に母がいる」第四~第六段。  それでも、船に乗って、海を思いのたけ味わいたいという気持ちは、いっこうに衰えなかった。幸いフランスにゆくことになり、留学生は船に乗るように、という指示があった。マ...
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読解「海の中に母がいる」辻邦生Ⅰ

 中国の日本語学科標準的テキスト「日語総合教程」第五冊 2025年9月秋学期開講。講義進行に合わせてメモとして重要導入事項を整理していきます。   「海の中に母がいる」  辻邦生、『生きて愛するために』から  山好きの血が父方から...
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「~いかんによらず」「~をものともせず」「~をよそに」〔N1文法〕

~とは無関係に。 「~」と無関係であるという言い方としては「~にもかかわらず」を初級で学びましたが、ここでは「~いかんによらず」「~をものともせず」「~をよそに」など、上級の言い方を扱います。 「田中正造」上笙一郎 から  上級日本語...
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「~に越したことはない」「~にほかならない」「~べきだ」「~しかない」〔N2文法〕

いろいろな主張の仕方 「~に越したことはない」「~にほかならない」「~べきだ」「~しかない」「~にすぎない」など、「~と思います」だけではなく、さまざまな意見の言い方、主張の仕方をまとめます。 「田中正造」上笙一郎 から  上級日本語...
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「分(ぶん)」について

「分(ぶん)」のさまざまな意味について整理します。 「なぜ車輪動物がいないのか」本川達雄 から  上級日本語標準テキスト「日語総合教程第五冊」では第6課で取り上げられています。 息子をベビーカーにのっけて押していると(中略)、 舗装し...
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「~ではあるまいか」「~とみえる」「~に違いない」「~にきまっている」〔N2文法〕

推定の程度もいろいろ 「~ではあるまいか」「~とみえる」「~に違いない」「~にきまっている」を比較しましょう。 問題 まずは問題です。(    )内に入れるのに適当なものを選んでください。 1.~3.から適当なものを選びましょう...
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「~を問わず」「~もかまわず」「~はともかく」「~はさておき」〔N2文法〕

「~を問わず」「~にかかわらず、~にかかわりなく」「~もかまわず」「~はともかく(として)」「~はさておき」などの言い方について比較しましょう。 前件に関係なく、または無視して動作を行う表現 問題 まずは問題です。(    )内に入れ...
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「~がたい」「~わけにはいかない」「~かねる」「~ようがない」〔N2文法〕

難しい…、というかほぼ不可能。 「~がたい」「~わけにはいかない」「~かねる」「~ようがない」など、実質ほぼ不可能だということを表現する言い方です。 日語総合教程第五冊から  以下の表現が出てきます。 そこで正造は、翌年五月に開...
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