japanese「~てみる」「~てみると」「~てみれば」「~てみたら」 「~てみる」「~てみると」「~てみれば」「~てみたら」について考察します。 「~てみる」 もとは「動詞て形+見る」、「動作をして観察する」ということから「Ⅰ.ある行為を試しにやる」という意味になります。「見る」は文法化していて「みる」と... 2025.03.05japanese
japanese「縮む」と「縮まる」 「縮む」と「縮まる」の違いについて考察しましょう。 「縮む」「縮まる」 「縮む」は「①物が始めより小さくなること」、「縮まる」は「②物、コトが縮んだ状態になる」あるいは「③物、コトが縮んだような状態になる」ことです。 ①、②、③それぞ... 2025.03.04japanese
japanese日本を学ぶ(31)日本語クライシスⅡ 近代化への転換期であったこの時期以外にも、歴史上日本が、言語を含む自国文化に全く自信を失ってしまったことがもう一度ある。第二次世界体制敗戦直後である。戦後、再び日本語の非効率に関する論議が再燃する。まずは、日本語を操るスペシャリストとも言うべき文豪志賀直哉からの驚くべき提案があった。 2025.03.02japanese
japanese日本を学ぶ(30)日本語クライシスⅠ 明治以降、近代化の名のもとに、日本語、特に漢字、平仮名、片仮名の三つの文字種を混ぜて使う表記方法は、幾度となく危機にさらされてきた。日本語の存続を脅かす要因には、欧米化の流れや国語改革の試み、さらには戦後のGHQによる政策などがあった。こうした歴史の中で、日本語がどのように存続し、現在に至るのかを概観してみよう。 2025.03.01japanese
japanese「起きる」と「起こる」 「起きる」と「起こる」について考察しましょう。 「起きる」か「起こる」か? どちらが正しい? 大地震が起きたら、なるべく高い所に避難しましょう。 大地震が起こったら、なるべく高い所に避難しましょう。 ネット... 2025.02.28japanese
japanese「さっき」「さきほど」「あとで」「のちほど」について 少し以前を表す「さっき」「さきほど」、これと反対の少し以後を表す「あとで」「のちほど」の使い方についてまとめました。 「さっき」と「あとで」について 「さっき」:時間範囲が狭い 発話の時点からみて、ほんの少し以前と感じられる時を指... 2025.02.27japanese
japanese【語源】人名由来の言葉(西洋人編) 「カーディガン(cardigan)」という言葉の語源は、イギリスのカーディガン伯爵 に由来しています。19世紀半ば、カーディガン伯爵はクリミア戦争(1853-1856年) においてイギリス軍を指揮しました。 2025.02.25japanese
japanese日本を学ぶ(29)日本に魂を留める、吉田松陰Ⅲ 歴史に「もし」はないというが、もし高杉晋作がいなかったら、あるいは高杉晋作が吉田松陰の教えを受けていなかったら、日本の近代化は我々が知る歴史とは全く異なったものになっていたことは、間違いない。松蔭は死んだが、彼の魂は死ななかったのである。 2025.02.24japanese
japanese日本を学ぶ(28)日本に魂を留める、吉田松陰Ⅱ 「何と言っても260年も(この萩に)閉じ込められましたからね。」 そう彼女は感慨深げに語ってくれたのを覚えている。長州藩の人々、そしてその子孫にとってこの萩は監獄に近いものだったのだということが、彼女の言葉で痛いほどわかる。玉木家旧邸を辞し、来た道から直角に折れ、少し上ると吉田松陰生誕の地に着く。 2025.02.23japanese
japanese日本を学ぶ(27)日本に魂を留める、吉田松陰Ⅰ かつて中国地方に覇を唱えた毛利氏が、防長二州、つまり現在の山口県に押し込められた。しかも城は山口ではなく、裏日本の萩に置けとまで指示された。当時の萩は阿武川の小さな三角州であり、あしやよしのはえた湿地帯にすぎなかった。毛利はここに指月城を築き、市街をつくった。 2025.02.22japanese