japanese日本を学ぶ(27)日本に魂を留める、吉田松陰Ⅰ かつて中国地方に覇を唱えた毛利氏が、防長二州、つまり現在の山口県に押し込められた。しかも城は山口ではなく、裏日本の萩に置けとまで指示された。当時の萩は阿武川の小さな三角州であり、あしやよしのはえた湿地帯にすぎなかった。毛利はここに指月城を築き、市街をつくった。 2025.02.22japanese
japanese日本を学ぶ(26)仏教伝来の最終ランナー「隠元」 京阪電鉄で京都の中心祇園四条から約50分、京阪黄檗駅のすぐ近くに萬福寺はある。京都に神社仏閣の類は山ほどあれど、この寺は他とことなる独特の雰囲気のある寺である。萬福寺は明末、中国福建省から1654年に弟子と共に日本にやって来た隠元禅師(1592-1673年)が開いた禅宗黄檗宗系の寺院。 2025.02.20japanese
japanese日本を学ぶ(25)徳川家康が作った日本Ⅱ 家康は天文十一(1542)年、三河(愛知県東部)に生まれた。幼名を松平竹千代といった。当時の松平家は東の今川家、西の織田家の間のパワーバランスの中にいた。竹千代の父は今川家との関係強化のため、6歳の竹千代を今川家に人質として差し出す。しかし、あろうことか人質に送られる途中、織田方に捕らえられ、逆に織田方の人質となってしまう 2025.02.19japanese
japanese日本を学ぶ(24)徳川家康が作った日本Ⅰ 定陵に眠る万暦帝の在位期間は1572年から1620年。本稿はこの時期の日本について考える。主人公は徳川家康(1543-1616年)である。彼は戦に次ぐ戦の戦国時代を終結させ、260年にわたる戦争のない江戸時代を作り出した人物である。つまり日本史上、押しも押されもせぬ最高の権力者といえるが、その家康は巨大構造物に興味を示さなかった。 2025.02.18japanese
japanese日本を学ぶ(23)夏目漱石と明治の日本Ⅱ メトロ東西線早稲田駅すぐの漱石生誕の地から、終焉の地、漱石山房までは歩いて10分もかからない。漱石は、生まれた場所に戻ろうとしたのではないだろうか。江戸から明治へ。日本人のすべての価値観が180°転換することを余儀なくされた時代。新しい日本人の方向性を探し続けることに、公のためにその一生を捧げた漱石。 2025.02.16japanese
japanese日本を学ぶ(22)夏目漱石と明治の日本Ⅰ エリート中のエリートという印象を与える夏目漱石である。が、彼の人生をもう少し丁寧にたどってみると、エリートとしての仮面の裏側に、生身の漱石の49年にわたる苦悩、苦闘の人生が見えてくる。生身の漱石、苦悩の末に絞り出すように作品を生み出していった漱石の実像に迫ってみよう。まずは彼の眠る霊園に行ってみよう。 2025.02.15japanese
japanese「弱点」「欠点」「短所」の違いについて 「欠点」「弱点」「短所」の違いについて考えましょう。 「欠点」「弱点」「短所」 人や物事の足りない部分を指す言葉で共通して使えることも多いです。 ウルトラマンの弱点は 地球上では3分しか生きられないことです。〇 ウルト... 2025.02.11japanese
japanese「つもり」「ことにする」「てみせる」など、意思・覚悟を示す文末表現 日本語の意思・覚悟を示す文末表現についてまとめます。 意向形 意向形単独での文末 わたしたち… 意向形を単独で文末に用いると「Let’s~」の意味、つまり「われわれ」が主語になる場合が多いようです。 「いっしょに行こう... 2025.02.09japanese
japaneseみんなの日本語(初級1)第31課 教案Tips 意向形とは意思を表す表現形式の一つ、この31課では意向形を中心に、「~つもりだ」「~予定だ」などの意思表現を学習します。31課の文型1は「いっしょに行こう」これは普通形となります。実はこの丁寧形が「いっしょに行きましょう」となります。 2025.02.08japanese
japanese「あたかも」「さながら」「まるで」の違い 「あたかも」「さながら」「まるで」の違いについて考えましょう。 「あたかも」「さながら」「まるで」 三つとも「対象をほかの事物にたとえて形容する」時に用い、多くの場合共通して使えます。違いとしては、①「まるで」→「さながら」→「あたかも... 2025.02.07japanese