Katsukawa

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日本を学ぶ(30)日本語クライシスⅠ

明治以降、近代化の名のもとに、日本語、特に漢字、平仮名、片仮名の三つの文字種を混ぜて使う表記方法は、幾度となく危機にさらされてきた。日本語の存続を脅かす要因には、欧米化の流れや国語改革の試み、さらには戦後のGHQによる政策などがあった。こうした歴史の中で、日本語がどのように存続し、現在に至るのかを概観してみよう。
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「起きる」と「起こる」

「起きる」と「起こる」について考察しましょう。 「起きる」か「起こる」か?  どちらが正しい? 大地震が起きたら、なるべく高い所に避難しましょう。 大地震が起こったら、なるべく高い所に避難しましょう。  ネット...
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「さっき」「さきほど」「あとで」「のちほど」について

 少し以前を表す「さっき」「さきほど」、これと反対の少し以後を表す「あとで」「のちほど」の使い方についてまとめました。 「さっき」と「あとで」について 「さっき」:時間範囲が狭い  発話の時点からみて、ほんの少し以前と感じられる時を指...
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みんなの日本語(初級2)第38課 教案Tips

みんなの日本語(初級2)第38課の重要ポイントについて解説します。第38課では「の」による名詞化を学びます。 38課の文型  文型「1から3」と「4」に分けて導入します。 1.絵を描くのは 楽しいです。 2.私は 星を ...
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【語源】人名由来の言葉(西洋人編)

「カーディガン(cardigan)」という言葉の語源は、イギリスのカーディガン伯爵 に由来しています。19世紀半ば、カーディガン伯爵はクリミア戦争(1853-1856年) においてイギリス軍を指揮しました。
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日本を学ぶ(29)日本に魂を留める、吉田松陰Ⅲ

 歴史に「もし」はないというが、もし高杉晋作がいなかったら、あるいは高杉晋作が吉田松陰の教えを受けていなかったら、日本の近代化は我々が知る歴史とは全く異なったものになっていたことは、間違いない。松蔭は死んだが、彼の魂は死ななかったのである。
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日本を学ぶ(28)日本に魂を留める、吉田松陰Ⅱ

「何と言っても260年も(この萩に)閉じ込められましたからね。」  そう彼女は感慨深げに語ってくれたのを覚えている。長州藩の人々、そしてその子孫にとってこの萩は監獄に近いものだったのだということが、彼女の言葉で痛いほどわかる。玉木家旧邸を辞し、来た道から直角に折れ、少し上ると吉田松陰生誕の地に着く。
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日本を学ぶ(27)日本に魂を留める、吉田松陰Ⅰ

かつて中国地方に覇を唱えた毛利氏が、防長二州、つまり現在の山口県に押し込められた。しかも城は山口ではなく、裏日本の萩に置けとまで指示された。当時の萩は阿武川の小さな三角州であり、あしやよしのはえた湿地帯にすぎなかった。毛利はここに指月城を築き、市街をつくった。
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みんなの日本語(初級2)第37課 教案Tips

みんなの日本語(初級2)第37課の重要ポイントについて解説します。第37課は「受身」を学びます。 受身の作り方 条件形の作り方は、動詞Ⅰグループ(五段)はます形の「i」を「a」にし「れます」を付けます。「い」は「あ」ではなく「わ」になる...
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日本を学ぶ(26)仏教伝来の最終ランナー「隠元」

京阪電鉄で京都の中心祇園四条から約50分、京阪黄檗駅のすぐ近くに萬福寺はある。京都に神社仏閣の類は山ほどあれど、この寺は他とことなる独特の雰囲気のある寺である。萬福寺は明末、中国福建省から1654年に弟子と共に日本にやって来た隠元禅師(1592-1673年)が開いた禅宗黄檗宗系の寺院。
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