「だいたい」と「たいてい」の違いについて考えましょう。
「だいたい」と「たいてい」
漢字で書くと「大体(だいたい)」と「大抵(たいてい)」。どちらも「大部分」という意味ですね。
しかし使い方はちょっと違います。ちゃんと区別して使うと、歯切れ良くわかりやすい日本語になります。
- 日曜日はだいたい家にいる。
- 日曜日はたいてい家にいる。
同じように見えますが、実は意味が違います。
会話文で確かめてみましょう。
A:「今度の日曜日、家にいる?」
「今度の日曜日だったら、だいたい家にいるよ。」
B:「夏休みは日曜日、家にいる?」
「日曜日だったら、たいてい家にいるよ。」
Aの会話では特定の日曜日の大部分、Bの会話ではいくつかある日曜日の大部分を指しています。

つまり
- 「だいたい」は一つのもののうちの大部分(1日のうちの大部分)
- 「たいてい」はいくつかあるうちの大部分(多数ある日曜日のうちの大部分)
を指すことになり、意味が違ってきます。
「だいたい」と「たいてい」(まとめ)
下図のようなイメージになります。

以上、基礎日本語作文教程(第二版)高等教育出版社刊などを参考にしました。
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