できる日本語初級第1課
テキストの第1課、なつかしいですね。日本で作られたテキストの多くには最初に学生、会社員が登場します。
「できる日本語」の主人公は日本語学校のパクさん、お国で会社員をやっていたのはブラジルから来たカルロスさんでした。
初めての日本語、第1時間目の練習はこんな会話だったはずです。
「カルロスさんは学生ですか?」
「いいえ、学生じゃありません会社員です。株式会社ABEの社員です。」
ここでみなさんは「会社員」と「社員」の違いを何となく理解したはずです。
「限定呼称」と「一般呼称」
ちょっとはっきりさせておきましょう。
- 「社員」「学生」のような呼び方を「限定呼称」
- 「会社員」「大学生」のような呼び方を「一般呼称」
といいます。
- 「私は株式会社ABEの社員です。」「私は会社員です。」
- 「私は南通大学の学生です。」「私は大学生です。」
違い、わかりますね。
中国語と違う部分に注意
「学生」「大学生」は書けば日本語と中国語で同じですが、違う部分もあるのでこの機会に確認しておきましょう。(下図)
特に日本では中学生、高校生を正式には「生徒(せいと)」と呼ぶので注意しましょう。(一部学生と呼ぶ場合もあります)
以上です。
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