2016年からずっと南通大学で生活し、さまざまなことを経験してきた。私にとり、この南通大学は特別な存在である。2020年9月からは、大学院生としての生活が始まった。大学の生活と比べて、以下に述べるような真新しく、新鮮な体験がたくさんある。
キャンパスの散歩でリフレッシュ
南通大学6年目だが、キャンパス内の風景は、年々変化し、美しくなっているように思える。そんな綺麗で広い大学の構内を、授業を終えた夕暮れ時、友達と散歩することが好きだ。
木々に囲まれた湖、優美なデザインの図書館、多くの芸術品を収蔵している範増芸術館といった、キャンパス内を彩る象徴的な建築があり、それらは夕暮れ時、心を奪われるほど光彩を放っている。
一日の勉強の後、こんな雰囲気の中を散歩していると、友達ととりとめもない世間話をしていても、満足感に満たされるものだ。
南通大学の先生
先生は専門的な知識が豊富であることはもちろんだが、いったん授業が終わると、友達のように、私の生活の各方面でのアドバイスをくれる。論文を書くことに悩んでいる時、先生は先輩として適切なアドバイスをくれる。そして、焦らず慌てず、毎日少しずつでも、私なりリズムで書き進めればいいと励ましてくださる。
明日は寒くなるかもしれないから、ちょっと厚着した方がいいかもとか、家族のように注意してくれたり、一緒にご飯を食べる機会には、これが美味しい、それが美味しいなど、まるで親のように私のことを気遣っていただける。こんな先生と出会えたことは、本当に人生で滅多にない幸運だと思わずにはいられない。
いちばん大切なのは目標設定
大学院生になれば、その生活を始める際に、その後の人生の進路に関する計画を立てることが必要だ。明確な目標を持って、その目標を達成するための大学院生活を送るようにしなければならない。もちろん、これは大学の4年間においても基本的には同じだと思う。
私は大学院に入って間もなく、指導の先生に博士に進学する予定があるかどうか聞かれた。このことは修士生活の始めに必ず考えなければならないことだ。もし博士号の取得ではなく就職が最終目標であるなら、大学院3年間は、専門的であると同時に実用的な技能を磨くことで、理想的なジョブ獲得にフォーカスした勉強をしたほうがいいだろう。
煌めく人生の時を過ごそう
長い人生航路の中で、大学で送る生活は、たった一滴のしずくのようなものに過ぎない。これからの長い人生を思えば、瞬く間に過ぎていくだろう。その後はただ時折、記憶の中に蘇る若い日の思い出になる。
でも一層の努力と真剣さを持って取り組めば、この短い大学での生活も、長い長い時の流れの中で、星のように輝き、あるいは宝石のように煌めき、私の生命を彩ってくれるであろうことを、私はずっと信じている。
この記事が、南通大学の日本語系大学院への入学を考えている方の少しでも参考になれば幸いだ。
以上です。
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