「授受表現あげもらい」まずは7つの動詞を完璧に覚え込もう。

あげるもらう

できる日本語初中級5課では「~んですが、~ていただけますか。」という便利な表現が出てきました。

よく分からなかったんですが、何と言ったか教えていただけませんか?
できる日本語初中級第5課「大変な一日」2.駅で(1)
街へ出て、一人で困ってしまったときは、周囲の人に質問して助けてもらいましょう。けれど知らない人に話しかける時は失礼にならないようにできるだけ丁寧な質問の仕方を覚えましょう。「~んですが、~ていただけませんか」この形はいろんな場面で使える便利な表現です。

授受動詞は「~もらう」「~くれる」「~あげる」の三つまでは比較的簡単。しかし「~てもらう」「~てくれる」「~てあげる」の「恩恵の授受表現」が出てきて、さらに尊敬、謙譲などが加わってくると理解はともかく使いこなすのは大変。一度しっかり整理しておきましょう。

「くれる」「もらう」「あげる」

あげるもらうくれる

が動作主体(は)、の終点が対象( に)モノ(~を)+授受動詞となることに注意。

  • 王さん は 私 に 鉛筆を くれる。
  • 私 は 王さん に チョコレート を もらう。
  • 私 は 張さん に 花 を あげる。

あげもらい基本文型

そして次の4つが加わります。

「くださる」「いただく」「さしあげる」そして「やる」

これら4つは、「上下」関係を考えなければなりません。上の「くれる」「もらう」「あげる」の図を平面にし1階部分とし、3階建ての建物に例えると授受動詞7つの関係がよくわかります。

あげもらい2021版

「友だちがくれる、友だちにもらう、友だちにあげる、先生がくださる、先生にいただく、先生にさしあげる、犬にやる」この呪文を声に出して10回繰り返してください。(´∀`)

 

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