中国では以前から人気のあった「関東煮」、日本語では「おでん」といいます。「おでん」が日本全国共通の名称なのですが、なぜか関西では「関東炊き(かんとうだき)」とも言います。
おでんはコンビニで売っている軽食の一つという位置づけですが、私には基本家庭で作るものというイメージがあります。実際、日本にいた頃はコンビニのおでんを食べた記憶がありません。最近は小腹が空いた時など、南通のローソンをよく利用して家庭の味を懐かしんだりしています。
ただ日本と中国ではおでんのネタ(”具”ともいいます)は違うものもあるようです。今日は私が独断で選んだ日本の代表的なおでんネタベスト9をご紹介します。
まずは第9位から第7位。
第9位 | 第8位 | 第7位 |
「牛筋」:おいしいのですが、私の家の関東炊きにはあまり入っていなかったというだけの理由でとりあえず9位。 | 「さつま揚げ」:日本には地名のついた食べ物が多いですが、さつま(薩摩)は今の鹿児島県。もともと中国から伝わったそうです。 | 「巾着」:中国では福袋?巾着(きんちゃく)というのは”身につける布袋”つまりバッグのことです。日本のは中にお餅(年糕)が入ってます。 |
次は6位から4位まで。
第6位 | 第5位 | 第4位 |
「しらたき」:漢字で書くと白滝。中国では魔芋丝なので、これに関しては日本語の方がいいネーミングだと私は思っています。 | 「ちくわ」:竹輪です。日本でも竹輪と書いて”ちくわ”と読みます。私は大好きなのですが、中国の関東煮にはないかもしれません。 | 「厚揚げ」:この辺りになると、おでん必須アイテムとなってきます。写真は四角いですが、私の母は三角に切ってました。 |
だんだんお腹が空いてきました。
そして堂々第3位から第1位!
第3位 | 第2位 | 第1位 |
「こんにゃく」:漢字で蒟蒻と書きます。お腹を掃除してくれる食べ物として子供の時たくさん食べさせられました。”からし”をたっぷりつけて食べるとおいしいですよ。 | 「たまご」:南通ローソンでは見たことがないですが、日本のおでんの中では、なくてはならないものです。ダイコンほどではないですが、おでんダシの染みたタマゴは最高。 | 「ダイコン」:大根。これは日本でも中国でも大人気ですね。ダイコン自体の味は薄いのですが他のすべてのネタの味が染み込んだ軟らかいダイコンは美味しいですね。 |
以上です。
特に、夏が終わって冬に向かう季節には、体も心もあたたまる「おでん」を食べましょう。
(上記写真は日本のセブンイレブン、ローソンのHPからお借りしました。)
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