南通大学では、先学期キャンパス内にローソンが開店しました

コンビニイラストessay

江蘇省南通市に住んでいますが、今年の年初あたりからコンビニのローソンが、それこそ雨後の筍のように出店を始め、いまでは市内二十数店舗になっているようです。

なかでも、南通大学のキャンパス内に住んでいる私の家からは、50m、200m、400mあたりにローソンがあり、計3店舗が徒歩圏内。いちばん近いのは大学キャンパス内で、よく利用しています。

ローソンといえば、ずっと昔、あれは大学での最終年次のことですから1982年ではなかったかと思います。京都の下宿から程ない場所にローソンが開店しているのを偶然見つけました。今と違いコンビニという言葉も普及していないような時代です。あれが私の見た初めてのコンビニでした。夜、店内が妙に明るかったことが印象的でした。「こんな店、流行るんだろうか?」と心の中に疑問符がついたことも記憶しています。先見性のないこと甚だしいですね。

中国南通市学生街のローソン

南通大学 学生街のローソン

出張で初めて南通を訪れたのが2004年。あの頃、大学の裏門前には、あまり衛生的とは言えない屋台がたくさん立ち並び、夜ごとごった返していたその場所に、今おしゃれなローソンができています。15年以上の年月の変化としては当たり前といえば当たり前なのですが、私には感慨深いものがあります。

普通このように、変化というものは知らないうちに起こり、ある日ふと大きな変化が起こっていることに気がつくというケースが多いものです。

それに対して、最近数年の変化、特にコロナ前後の世の中の変化、それは、日常の小さな変化、人々の意識の変化などから始まって、国際情勢の変化まで、文字通り“見る見るうちに”変わっているように感じます。これは私が時代についていけない老人であるというから感じることではなく、実際にそうなのでしょう。日進月歩という言葉が誇張でなく用いられる時代が来ました。私の生きてきた60年程度の時間の中では、間違いなくいちばん大きな変化の時代です。

こういう時代を当たり前のように過ごしてきて、過ごしていかなくてならない若い人たちには、そのスピード感に気おされることなく、また、正しいと思える道を道を見失うことなく、流れに乗って高速で突っ走っていってほしいと思います。

確実に時代遅れとなる私の世代は、まずは世間様の足手まといになってはいけません。老害と迷惑がられることを恥として避けなければなりません。そしてその次に、こんな大変化の時代だからこそ、その中で変化せず、しかも人々がなくしてはならないものを、一つ一つ拾い上げ残していく大切な役目もあるのではないかと思っています。

(杭州、西湖の見えるホテルにて)

 

 

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