Katsukawa

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バイト敬語「よろしかったでしょうか?」について

「~よろしかった」の「た」は過去の助動詞「た」の用法のうち「過去の認識」に相当する言い方ではないかと言われています。「過去の認識」というのは「あ、ここにあった!」のように過去から存在したものを、今自分が認識しましたよということです。  上の例「あ、ここにあった!」というのは過去から存在したものを、今自分が認識しましたよという意味ですね。
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カルロスさんは会社員、株式会社ABEの社員です。

「学生」「社員」のような呼称は「○○の学生」「○○の社員」というように限定的に用いられるので「限定呼称」、「大学生」「会社員」のような呼称は一般的な属性を表すので「一般呼称」といいます。では一般呼称である「中学生」「高校生」の限定呼称はどう言うかわかりますか?
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中国と日本、異文化の壁の前で立ち往生しそうなあなたへ

これからの時代、日本語を勉強する中国人はそう増えないかもしれません。しかし、日本語を、日本文化を理解できる中国人の価値はますます高くなっていくでしょう。逆に言えば高くならなければ中日関係の未来は暗いのです。
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「ご連絡してください」はどうして間違い?

日本人でもよく間違う敬語表現について。 着き次第、すぐご連絡してください。ご自由にご使用してください。こちらでお待ちしてください。これらは実は謙譲語と尊敬語が混じり合った表現形式になっていて誰が誰に対して敬意を示しているかわからないのです。
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「熱いやかんを触る」vs「熱いやかんに触る」

「熱いやかんを触る」、「熱いやかんに触る」、「熱いやかんに触れる」似たような三つの表現、ニュアンスが異なります。格助詞「を」と「に」の本質に着目すれば微妙な違いが見えてきます。また「熱いやかんを触れる」という言い方が成立しない理由もわかります。
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俺は自分のために仕事をするんだ!

「おまえは何のために働いているんだ?」これは『わたし、定時で帰ります』というドラマを見た時、自分に聞きたくなった質問だ。給料の為?会社の為?未来の為?いや、以上の考えは全然違う。俺は自分の為に仕事をするんだ。
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未来を恐れず過去に執着せず今を生きろ(堀江貴文)

堀江さんが出所後初めて出した本が「ゼロ」(副題:何もない自分にイチを足していく)です。彼の本は多いですが(ほとんどが語り下ろしのような執筆方法のようです)、再生ホリエモンの原点となるものだと思います。以下本書の中でさすがと思うところをご紹介します。
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「せっかく」と「わざわざ」の違い

「せっかく」と「わざわざ」は、例えば中国語ではともに「特意」となり、使い分けが難しいですね。次の例はどちらが入るでしょう?(①)の努力が水の泡になってしまった。(②)来なくてもよかったのに。(③)教えてあげたのにちっとも喜ばない。
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ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(感想文)

私はこれまで、会社のような、自分と価値観を共有し話の通じる均質化された小さなサークルの中でのみ「人の立場を考えよう」と偉そうに主張していたのではないだろうか。日本より成熟した多様性社会の中で戦う親子の姿に自分の甘さを感じました。
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「ますます」「もっと」「さらに」の違い

「ますます」はすでに一定レベルに達しているものがさらに良くなることを表のに対し、「もっと」は一定レベルに達していないものに向上を促す時使われます。「もっと」は話者の願望を表すこともできます。「さらに」には「付け加える」意味があります。
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