「～たて」「～ばかり」「～ところ」の微妙な違いについて

「～たて」「～ばかり」「～ところ」

すべて動作の直後であることを表しますが、少しずつニュアンスが異なります。典型的な例文は、

図で説明しましょう。

説明ではわかりにくい。先の例文で一つずつ確認してみましょう。

炊きたてのごはんはおいしいね。

炊くという動作からの時間が短いということを強調する言い方です。

入社したばかりなので仕事の段取りがよく分かりません。

会社に入ってから長く働いているわけではないということを強調します。

今、電車に乗ったところですから、2時前には着きます。

次の動作、「到着する」の前段階であることを説明しています。

上手に使い分けましょう。

「～て」と「～てから」「～あとで」と「～あと」「～まえに」と「まえ」

「～て、」「～てから」、「～あとで」「～あと」、「～まえに」「～まえ」はすべて動作・できごとが連続して起こるときに使う表現です。難しい言葉では「継起（けいき）」を表す表現といいます。

nantong-japanese.com

2021.08.20